バングラデシュで活動すると言う事　Vol.1

こんにちは。代表の大類です。

今日はFuture Codeがなぜバングラデシュで活動する事になったのか紹介したいと思います。

 

私は以前、外科医として兵庫医科大学の病院で働いていました。そこに研修留学のためにバングラデシュから医師が来たのです。その医師が現バングラデシュ支部長のシャキブル・ラーマンでした。

 

 

そして私は彼と同じ医療部門で働く事となったのです。一緒に働く仲のいい同僚。初めはそれだけでした。

 

 

その中で、２０１１年３月に東日本大震災が起き、私はそこを契機に災害時の緊急医療ボランティアとして、日本や途上国の災害地で活動をしました。その経験から、もちろん救急時の医療は絶対に必要なものですが、私自身はもっと継続的、持続的な支援や、現地の自立というものを目指す活動を現地とともにしていきたいと感じ、任意団体としてFuture Codeを立ち上げました。

 

そして開発途上国で多くの人々をサポートしていく事を計画し、少しづつではありましたがまずはハイチでの結核検診などの実現のために奔走していた時、彼から「ぜひ日本の技術、知識、そして心を持っているFuture Codeに参加し、ともに活動したい」と申し出がありました。

 

彼も医師として、人として、人を助けたい気持ちは同じであり、それは自然の流れだったように思います。

 

その後、彼は日本での留学を終え、バングラデシュに帰国することになりました。しかし彼はFuture Codeの一員として何が出来るかと考え、私に連絡をくれました。

 

「バングラデシュでは看護師に対する教育が足りず、その機会がもっとも必要とされている。それをサポートすることができれば、必ず多くの人を救うことができる。それをFuture Codeと共にカタチにしたい。」

 

この彼からの一本のメールから、Future Codeのバングラデシュでの活動が始まったのです。