高校生と名大サーモンを作る|SDGsに向き合う陸上養殖プロジェクト

寄付総額

3,367,000

目標金額 2,000,000円

寄付者
126人
募集終了日
2022年2月10日

    https://readyfor.jp/projects/meidaisalmon?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2021年12月30日 13:27

「美しい」とは何か?

年末にもかかわらず、訪問してくださり、ありがとうございます。

ご好評にお応えして、山口県出身の詩人、中原中也シリーズの3回目をお伝えします。

 

愛息子の死に直撃された中也は、ついに精神を病んでしまいます。思い出の染みついた東京を離れ、鎌倉・寿福寺内の家に住みます。しかし、病状は回復せず、詩集「在りし日の歌」を遺して、この世を去ります。30歳でした。

 

 

本物の文学とは絶望から生まれると私は思っています。

つまり、本物の作家とは絶望を背負い込まされた人なのです。

 

次は晩年に書かれた「一つのメルヘン」という詩です。

 

 

 

この詩はどこで場面が切り替わるのか、気になったことがあります。

私は、1行目だと思います。

 

中也がいるのは「秋の夜」の暗がりの中。でもその現実はどういうわけか「はるかの彼方」にフェードアウトしていく。

次の2行目からがメルヘンの始まりです。「小石ばかりの、河原」が現れ、陽光が「さらさら」と流れます。

途中、唯一の生命体である蝶がとまります。それが消えた途端、今度は水が「さらさら」と流れていく・・・

 

無機質で、だからこそ人為の手垢を感じさせない、切なくもあまりに美しい世界です。

 

 

美しいものとは、絶望の反対側に隠れていると思います。

つまり、詩の中に広がるメルヘンは、中也の苦悩が紡ぎ出した結晶です。

 

劇的に「進化」する時代だからこそ、詩の言葉はかえって新しく、異彩を放っています。

何があっても、そんな「光」を追い求める存在でありたいです。

 

ギフト

3,000


alt

お気持ちコース

●寄附金領収書
 ※2022年4月の日付となり、2022年4~5月の送付を予定しています
 ※領収書の氏名はご支援時にアカウントに登録されている氏名となります
 ※税制上の優遇措置は2022年が対象年となります
●感謝のメール

申込数
79
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月

10,000


alt

ご芳名掲載コース

●寄附金領収書
 ※2022年4月の日付となり、2022年4~5月の送付を予定しています
 ※領収書の氏名はご支援時にアカウントに登録されている氏名となります
 ※税制上の優遇措置は2022年が対象年となります
●感謝のメール
●高校生メンバーからの感謝のお手紙
●研究室のホームページにご芳名掲載(希望制)

申込数
48
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月

3,000


alt

お気持ちコース

●寄附金領収書
 ※2022年4月の日付となり、2022年4~5月の送付を予定しています
 ※領収書の氏名はご支援時にアカウントに登録されている氏名となります
 ※税制上の優遇措置は2022年が対象年となります
●感謝のメール

申込数
79
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月

10,000


alt

ご芳名掲載コース

●寄附金領収書
 ※2022年4月の日付となり、2022年4~5月の送付を予定しています
 ※領収書の氏名はご支援時にアカウントに登録されている氏名となります
 ※税制上の優遇措置は2022年が対象年となります
●感謝のメール
●高校生メンバーからの感謝のお手紙
●研究室のホームページにご芳名掲載(希望制)

申込数
48
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月
1 ~ 1/ 9


最近見たプロジェクト

もっと見る

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る