たすけて、さむいよ・・凍死寸前の子猫を緊急保護

【海からの冷たい潮風が吹きすさぶ中、弱った子猫を緊急保護】

クラウドファンディングも4日目、たくさんの方にご支援いただき心より感謝申し上げます。また、皆様からいただく応援メッセージに日々励まされています！

 

そんな本日ですが、江東区で地域に根差して活動するＮＰＯ法人から緊急の相談が寄せられました。

 

沿岸部の倉庫街で弱っている子猫を発見。素手で保護できるぐらいにぐったりしている。受け入れてもらえる病院が見つからないとのこと。こちらから同区内の協力動物病院に急患の受け入れを打診して、ＯＫになったので、搬送してもらいました。

 

こちらの倉庫街では、遺棄された複数の猫が繁殖を続けていて、３カ月ほど前から同ＮＰＯ法人と人と動物のきずな福祉協会が連携・協力して対応していたのでした。

 

子猫は白黒の毛の男の子、生後３カ月くらい。

右目は結膜のひどい炎症でまぶたが閉じた状態でした。

左眼は開いていますが、眼球に傷がついています。

血液検査でも、ひどい炎症がうかがえる数値。

 

▲ぼく、さむくてうごけなかったの。めもよくみえなかったよ。

 

ウイルス検査では、猫エイズウイルス、猫白血病ウイルスが共に陰性なのは幸いでした。軽度の脱水、貧血はありません。猫ヘルペスウイルスか猫カリシウイルスで目鼻に風邪症状が出て、自分の爪でひっかいてしまい、目を傷つけてしまったのでしょう。しばらくは入院して治療を受けることになりました。仮称はアダムちゃん。

 

全国で雪の予報が出ていますが、今夜は東京でも冷え込みが厳しく、明日は零下になるかもしれません。地元のＮＰＯ法人が保護しなければ、凍死していた可能性もあります。アダムちゃん、保護してもらって、良かったね。

 

よりたくさんの方々にプロジェクトを知っていただくために、情報拡散にご協力いただけないでしょうか。みなさまからの共感・賛同が集まることが「飼い主のいない猫の愛護・福祉」への意識のよりいっそうの高まりを国・自治体に示すことにもつながることと考えています。

シェアしていただければ嬉しいです！

どうぞよろしくお願いします。

香取章子　古川尚美