ツナちゃんの元飼い主さんはまだ避難所に。能登から来た被災猫たち～動物病院でメディカルチェック

私たちは、環境省と連携協働して、能登半島地震で被災者が飼育を断念し、石川県の動物収容施設に引き取られた猫たちを受け入れています。

昨日、香取と古川は、羽田空港から小松空港へ飛び、石川県南部小動物管理指導センターから被災猫2頭、白黒のノトちゃん（男の子・9歳）と白猫のツナちゃん（男の子・11歳）を引き取ってきました。

国と自治体が連携して東京で譲渡することになった初めての猫たち、第１便です。

ツナちゃんの元飼い主さんは、まだ避難所で過ごしていらっしゃいます。

日々どれだけ大変でお辛いことでしょう。

１１歳のツナちゃんを手放す決心を考えると、胸がつまります。

羽田空港には、環境省の職員さんらが迎えに来てくださり、苅谷動物病院グループ・三ツ目通り病院へ。

石川県南部小動物管理指導センターでも、みなさんが一生懸命ケアして、ウイルス検査、駆虫、ワクチン接種が行われていますが、去勢・不妊手術や怪我や病気の治療は行える状況にはありません。

ノトちゃんとツナちゃんは、三ツ目通り病院で健診・検診、医療処置、ツナちゃんについては去勢・手術が行われてから、シェルターに入所します。

２月１８日（日）「ちよだ猫まつり」にあわせてシェルターで開かれる「譲渡会」に、ノトちゃんとツナちゃんは参加できる見通しです。

被災地からやって来たノトちゃんとツナちゃんに、どうか良いご縁がありますように！

◎私たちは、環境省動物愛護管理室と連携・協働し、被災地が必要とする支援を行っていきます。

医療費やシェルターでの預かり費用等については、すべて当会が負担する予定です。猫を助けることは人を助けることでもあります。どうかクラウドファンディングを通じて被災猫たちへのご支援をよろしくお願いします。