ペットを救うことは人命を救うことにもなる。本日、能登半島地震の被災猫第２便、７頭が東京に到着します！

能登半島地震の発災から１か月半。

被災地域の各地で道路の亀裂や陥没、土砂崩れなどが判明し、石川県が管理する道路の最大42路線の87カ所が一時通行止めとなり、自動車専用道路「のと里山海道」や国道２４９号などの幹線道路も被災しました。

 

 

 

今なお復旧作業のための移動や支援物資の輸送などにも支障が出ています。ようやくこの連休前に県ボランティアセンターが県外からもボランティアを受け入れ、被災地での瓦礫の撤去などの活動が始まったところです。

 

私たちは、環境省動物愛護管理室と石川県と連携協働して、石川県南部小動物管理指導センターに引取・保護された猫を受け入れ、東京で譲渡する活動を行っています。

 

被災地では家を失った人たちが避難所で暮らしていますが、ペットを連れて避難所に入ることは現実として難しく、車の中でペットといっしょに避難生活を送っている人が少なくありません。

家を失い車もない人から猫を預かり、自分の猫たちを含めて多頭の猫と車中で避難生活を送っている人もいます。

 

このままでは、ペットを連れているばかりに「災害関連死」が増えることになりかねません。ペットを救うことは人命を救うことにもなる。私たちはそう信じて、誠心誠意、被災猫たちを受け入れています。

 

今夜は第２便として７頭が到着します。

 

環境省動物愛護管理室から送られてきた「譲渡対象動物の個体チェックシート」には、どのような経緯で県の施設で引取・保護されることになったのか、経緯は書かれていません。ただ、人が被災すれば、ペットもその運命が大きく変わってしまう。その現実が伝わってきます。

 

２月１８日（火）「ちよだ猫まつり譲渡会」には、第１便で受け入れたノトちゃんとツナちゃんが参加します！ 第２便以降の猫たちについては、３月初旬から譲渡先の募集を始めまる予定です。

 

被災地では道路が寸断され、金沢や小松までの移動も困難な状況です。能登にある県の動物収容施設は引取・保護した猫たちであふれかえってしまっていると聞いています。

 

被災猫たちは長時間の輸送に耐え、新しい家族と出会い「第二の幸せな猫生」に一歩を踏み出すために、東京にやって来ます。みなさま、能登半島地震の被災ペットたちの現状を知っていただき、譲渡先を探すための拡散にどうかご協力ください！　よろしくお願いします！