そして主将になる

こんにちは。

NPO法人メトロ東京ホッケー＆アスリートクラブ女子チーム・メトロmix主将の松井です。

ホームタウン活動切り込み隊長の小比賀から襷を受けて、メトロmixをご紹介いたします。

 

【はじめに】

本プロジェクトを様々な形でお力添えいただいた方々、大変ありがとうございます。

並びに日頃よりご支援・ご賛同いただいている皆様へも改めて感謝いたします。

 

メトロmixは2017年に創立し、今年で4年目を迎えます。

 

女子ホッケーチームが切磋琢磨する「レディースリーグ」、ホームタウンでの競技普及、トップチームMetro Tokyo Hockey Clubが参戦する社会人リーグの試合運営補助を行うほか、品川・駒沢両ジュニアチームの指導など、幅広く活動しています。

 

 

【メトロmixのトリセツ】

そんなメトロmixの特徴は、①オープンである、②フラットである、③ダイバーシティがある、の３つです。

 

まず①について、誰に対しても入り口が開かれていること。

練習・練習試合はどなたでもwelcomeです！！！

他チームに所属している選手はもちろん、経歴や年齢などあらゆる条件で一緒にプレーが楽しむことができる温かい雰囲気に包まれています。

 

次に②について、組織としては非常にフラットにできています。

誰か一人や少人数でチームの全部を決める体制ではなくて、その意味でとても水平的。

選手・監督・コーチ・運営・主将副将の役割の中でも順位も階層もなくて、ホッケー当日に集まったプレーヤーがいて、スタッフがいて、みんなで「いいホッケー」をして「いい一日」を過ごすことができるのが非常に心地いいです。

 

最後に③について、素晴らしく色々な個性が輝いています。

出身校・出身地・競技歴・技術・年齢・職業etc...一人一人が持っているものが違うので、ただただ飽きないです。

小学校からホッケーに親しんでいる選手もいれば、大学から始めた選手、中学校や高校での経験者、ママさん、実業団経験者が混在して、ホッケー以外でも共感・刺激し合えています。

個人的にはこの点が最も大事にしておきたい点です。

 

試合中にミスしても否定的な言葉は聞こえてこなくて、「おもしろいからいいんじゃない」というポジティブな空気になるのが実はたまらなく好きだったりします。

 

学生・メトロ男子チーム・他の女子チームと比べても全員で集まる機会が少ない分、息の合った合奏はなかなかできないけれど、個性豊かな面々がアドリブで引き起こす「化学反応」を楽しめるチームです。

 

 

【手段としてのホッケー】

このようなチームでプレーする中で、私が去年強く感じたのは「『ホッケーをする』よりもホッケーを通じて『何かを得る』方がメトロmixでは重要」ということでした。

 

私の場合も、最初は「動いてストレスを発散したいけど、ランニングは孤独だしジムは高いから嫌だ」「会社は窮屈だから、他に自分を表現する機会が欲しい」といった気持ちからメトロにたどり着きました。

 

とりあえずやってみる精神でジュニアチームの全国大会や小学校への普及活動に足を踏み入れることで、初めに予想していたよりもずっと多くの楽しい経験やプラスの感情を得ることができました。

 

今後も、メトロmixは「何かをしたい」「なんかもやもやする」という気持ちに対する一つの答えであり続けたいと強く思っています。

 

達成感、運動習慣、自分の時間、仲間、笑顔など、求めているものはきっと一人一人違うけれど、その『何か』を手に入れるためのきっかけを作っていく環境はできる限り整えておきたいです。

そのために私は今年度の主将および事務方を務めています。

 

 

【おわりに】

“「ホッケーをしたい」の受け皿になる”というのはメトロ全体でもメトロmixでも変わらず描くビジョンです。

女子チーム主将として、その受け皿を形作ることに関われていることに大きな意義を感じています。

 

東京2020オリンピックを控えた今年。

メトロの各チームが、2019年よりもう一歩前に進むために、プロジェクト達成のためにご協力いただけたら幸いです。

 

活動紹介は私で７人目、折り返し地点でした。

襷は復路第一走者の松井からコーチングの神・徳島へと繋がれます。

 

NPO法人メトロ東京ホッケー＆アスリートクラブ

メトロmix主将・運営委員　松井晴香