二カ国語の絵本の文章作成記録。

絵の入稿後、今はテキストやフォントの確認段階です。
日本語英語併記にするので、英語の先生に確認頂いております。
 

3年前にイギリス人の先生に御指導頂いた時は、哲学的でポエティックで、私にはニュアンスを説明できない訳になり、嬉しくもそわそわ落ち着きませんでした。

引越をしたので、その訳を、ハッピーミュージシャンのカナダ人先生の御指導のもと再翻訳したところ、スーパーシンプルに。

元の家に戻り、そのシンプル訳をもう一度、イギリス人の先生と相談しながら、グッドバランスを探りました。少ない言葉数のなかで、とても素敵な訳になったと思います。

ただ、その英語を日本語にすると、ニュアンスが違う。

日本語は日本語ならではの、英語は英語ならではの文章になり、翻訳にはなっていません。込められた思いは同じなのです。ふふふ。

そして、漢字も悩ましい。
こどもも大人も読んで頂きたいのでグッドバランスを探りました。

ひらがなのみの本で、音優位で学ぶよりも、木と気のように、初めて目にする時から、漢字を絵のように見せて、視覚も刺激する方が、同音漢字の識別が後に楽だという説もあるようです。
でも、ひらがなを自分で読み切る達成感も良いですよね。

色々なタイプの本があるとよいのでしょうね。

使いたい漢字を優先に、その漢字の学習年で線引きすることにいたしました。

今は表紙にふりがなをふるかで悩んでいます‥。

普段何気なく目にしている本、色々な思いが込められていることを、改めて実感いたします。

正式な出版は数ヶ月先になりますが、随時、絵本制作日誌をリポートして参ります！