残り1日！　徳川家康公の母は水野家の姫様

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【残り1日！　徳川家康の母は水野家の姫様】

水野藩の殿様は初代水野忠元と申します。弟は守信と申し水野三郎右衛門の先祖です。徳川家康とは「いとこ」になります。つまり忠元・守信の父と、家康の母が兄妹です。兄は水野忠守。妹は於大(おだい)といいました。

於大は母親のお富と同じ器量良しで、戦国時代のならわしの政略結婚に利用されました。水野の姫様・於大が14歳で嫁いだ先が松平広忠であります。於大が竹千代(のちの家康)を生んでからは「広忠は嫡男が生まれた」と喜び、岡崎城の家臣も必ずや松平家を再興してくれると期待して喜びました。しかし戦国の世。岡崎城は今川と織田に挟まれ、於大の実家の刈谷城でも変化が現れたのです。

今川方の松平家は、於大の実家が織田方についたと知り於大を離縁せざるを得なくなりました。竹千代と引き裂かれ於大の方は泣く泣く刈谷城に戻されたのでした。

その後竹千代は人質生活を余儀なくさてたのですが、そばには祖母のお富が尼僧となり付いていたし、於大も時折菓子などを届けていたということです。忍耐の家康の人生の始まりです。　　終わり