子どもたちの集う庭

百才［ももとせ］は、職業もライフスタイルも様々なメンバーによって運営されており、将来のビジョンもお庭に対する想いも人の数だけあります。

今回は、東村山の工務店・大黒屋の袖野 治美さん。メンバーそれぞれの想いをご覧いただきながら、ぜひ皆さんにとっての理想のお庭をイメージししていただければうれしいです。

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百才プロジェクトは、家主である川島さんが建て替えの相談に訪れたことがきっかけで始まりました。最初は取り壊してアパートか戸建ての賃貸物件を作る予定でしたが、趣のある建物や庭を壊しちゃうのはもったいないね、もしもあそこをうちが借りたら何やりたい？なんて話を夫婦でするようになりました。

 

川島さんのお家をぐるりと囲んでいたブロック塀を取り払い、隣のお不動さまとつながって一つの空間になったらさぞ素敵だろうな、と。地域の子どもたちが生き生きと集まれるような場所を作りたいね、なんて夢はずっと持っていました。いつかの老後の楽しみのつもりだったけど、こんな風に早く実現する機会が訪れたことにワクワクしています。

 

私はこの場所に来るようになって、隣のお不動さまにある雨水の残っている水鉢で遊んでいる子どもをよく見かけます。落ちている小枝を拾い水を混ぜ混ぜしています。ただそれだけなのに目をキラキラさせて楽しんでいます。
そんな様子を眺めているのが好きです。

 

百才のお庭は、みんなのお庭。

集まり、笑い、繋がり、微笑み、癒し、ほっとする、みんなの好きな場所。
小さな子はママとお散歩に、１人で来れる子は本を読んだり、お話しをしたり。

 

土・水・石・小枝・葉っぱ、このお庭にあるどんな物でも子どもは楽しんで遊べます。

隣にご近所のおじいちゃんおばあちゃんも座っていたり。

そんな風景が日常的にあるお庭になってほしいです。
 

そして、その子たちが大きくなって、「ここ(百才)で遊んだよねー」と話題になったら嬉しいです。