寒さの中で遊ぶ子どもたち

 

こんにちは。熊田富美子です。

 

クラウドファンディングを立ち上げてから、今日で12日目となりました。ご支援は、お陰様で93％となりました！ご支援ご協力を賜りまして、本当にありがとうございます。

 

ここ数日の福島県玉川村は、とても寒いです。雪が積もったり、春雷と雹が降り夜中に気温が下がりカチカチに凍った道路で怖い思いをしたり。

 

今日も気温が上がらないまま寒い一日でした。。。。にもかかわらず、子どもたちは、ほぼ一日中外で遊んでおりました。次々と考えだされる遊びに、本当に遊びの天才だと思います。

 

ある男の子が、トカゲを見つけて大騒ぎでした！お決まりのように「見せて！」「だめっ！おらが見つけたんだから」と喧嘩をしているうちにどちらかが腕をぼかっ‼大泣きをして、母屋（事務所）へ来る女の子。

 

「どうしたの？」と聞くと一連の出来事を話し、「えーん、おうちに帰りたい、パパママに会いたい！」「こんな施設なんていやっ！いじめられて💢」「そうだよね。おうちがいいよね。パパママに会いたいよね」とそんな話をしているうちに、トカゲを持った男の子がやってきました。

 

「〇〇ちゃんはトカゲが見たかったみたいだね」と聞くと「無理やりとったんだよ」「無理やりとってないもん」とお互い嫌だった部分の話を聞いて、「でも腕をぼかってやるのはどうかな？」というとすぐに「ごめんね」と言えた男の子！

 

「〇〇ちゃんはトカゲが見たかったみたいだね」と言うと、「休みの時見せてあげるよ」そう言われて女の子は納得したようです。すでに女の子の涙は乾いていて機嫌よく家へ戻っていきました。

 

このトカゲを見つけた男の子は、いろいろと問題を起こします。誰からか訴えがあったことで、彼に話を聞こうと思ってもじっと黙り込んで動かなくなってしまう子だったので、今日は自分から「ごめんね」が言えたことは、本当にびっくりしました。

 

遊びの中で、様々な体験をしていくと心が動いていくのですね。自己肯定感が低いと謝ることはとても難しいです。でも、やってしまったことで人格まで否定されないんだとわかると素直に認め、次へとつないでいけるんだなぁと感じた一コマでした。

 

子どもたちが思いっきり遊べるグランド整備の成立100％まで、あと少しです！どうか皆様、応援してくださいね！