活動報告～その２～

１月２３日に目標金額を達成いたしました！

これも皆さまのおかげです。ありがとうございます！

仕事をしながらでもあるためなかなか更新もできずでしたが、ここ数日で一気に増えていき20日以上も残してできたことはすごいことだなあと思いました。たぶん活動記録その１でリンクを張った映像を共同編集をしている井手広法さんにトップページに持ってきたからなのだろうと思います。

映像の力ってスゴい。でもすごいのは出演している彼女たちなのかもしれません。

 

 

さて、今回は活動報告の２回目として一緒に映画を作る盛岡白百合学園高校放送部の紹介。

 

たぶん放送部という部活に馴染みがない方が多いと思いますのでこちらの説明を。

中学校や高校では放送活動（校内放送）の大会がNHK杯として行われています。

また高校ですと高等学校文化連盟（文化部の組織）の中に放送部というのがありまして、高等学校総合文化祭としてNHK杯の他にもう１つ全国大会があります。

放送の大会はアナウンス部門・朗読部門・ラジオ部門・テレビ部門からなり、ラジオとテレビにはドキュメントとドラマの２分野に分かれます。

 

また、普段は地元のイベントの司会を依頼されたり、映画祭などのお手伝いなどをすることもあります。

 

私が教員時代の頃も盛岡白百合学園高校の放送部はアナウンス部門や朗読部門ではすでに強豪校でした。現在は出品した全部門で県代表を獲得するくらい強い学校になっています。成田先生と生徒さんたちの頑張りの結果です。

 

ただ、今回は強豪校だから選んだわけではありません。

この子達が県内で行われている講習会で自分たちの作品をよりよくするために講師として来ていた井手広法さんと講習会後も話し続けたり、井手さんが他県で行った映画のプロジェクトを自分たちでやるにはどうしたらいいかなど、大会だけではなく自分たちがやりたいことを全力でやりたいタイプだったから、でしょうか。熱量がズバ抜けているように感じました。そして、それを支えてくれる顧問の成田先生や保護者たちがいたからこそできる部分もあります。

 

選手としてみれば３年（中学からやれば６年）しかありません。旬を逃すと進路だ就職だと忙しくなっていくのが高校生活でもあります。こんな逸材たちとのめぐり合わせってあと何回あるだろうと師匠で映像作家の井手さんと話すこともしばしば。

 

学校によっては映像やアナウンスを続けたいといっても先生たちに知識がなく学力や模試の結果だけで進路を狭められてしまうかもしれません。それならば我々で何かできることはないかといろんな学校に打診をしたものの、足並みがそろわずなかなか実現に至らない状態がつづいていました。そんな中、立候補してきたのが盛岡白百合学園高校放送部でした。この子たちなら…と思い井手さんと二人で準備を進めつつ顧問の成田先生とすり合わせていく日々。奇しくも盛岡白百合学園が女子高から共学化へと一歩を踏み出したその前後でした。

 

私の目的は次回あたりに詳しく述べますが、次世代の映画人を岩手・盛岡から排出したいことです。大友啓史監督に続けとばかりに育て上げられれば、きっと自分も作った・出演した・企画した映画を引っ提げて映画祭で上映してくれると思っています。そのビジョンと重なって見えたのが今の盛岡白百合学園高校放送部でした。この子たちなら。

 

夏の序章編を公開したときやその前夜に急遽コマーシャルの時間をもらった時、物おじしそうな年ごろなのに全力で楽しんでいたようにも感じました。むしろ大人の我々があたふたしてポスターをだしたところを周りの方が主役の西島さんのところまでもっていってくれたり。周りの目線・関心も温かいスタートだったと思います。

 

さて、次回は私や井手さんが立ち上げた団体について語りつつ今後の予定も混ぜ込んでいこうと思います。そしてネクストゴールも設定しようと考えております。引き続きお力添えや情報拡散をよろしくお願いします。それでは、また。