２０２３年からは周知活動にも力を入れていきます！ 〜なぜ周知活動が必要なのか〜

「ダメだよ！8年も日本にいるんなから日本語はなせなきゃ！」

 

これは、私が付き添いをしたミャンマー人女性の方が初対面の第一声で、病院の医師に言われた言葉です。

 

この病院は、医師のみならず看護師や病院スタッフの全員が、私の付き添いとオンラインで入る通訳さんも含めて、このミャンマー人女性の方が通院することを迷惑に思っていることが、病院での全てのやり取りで感じられたので、この方については病院を変えました。

 

変えた先の病院は、お陰様で私たちMother's Tree Japanのメンバーが入ることを快くご了承いただき

とても丁寧にご対応くださり、このミャンマー人女性の方は安心して通院することができました。

 

このように、前者のような病院も後者のような病院もどちらも日本にはあります。

 

医療の現場は常に目まぐるしい忙しさであると思います。

また、産婦人科という科は特にそれが顕著だと思います。

言葉の問題で診察に時間がかかってしまう外国人の対応を「面倒くさい」と感じる病院があることは

とて残念ことですが、現実なのだと思います。

 

先述の前者の病院も、きっと「面倒くさい」という思いから

医師のミャンマー人女性を叱責するような言葉や

看護師・スタッフの意地の悪いキツイ対応がなされたのだと思います。

 

このような、日本人であれば経験することがない嫌なことを、在日外国人の方たちは経験しています。

 

私たちMother's Tree Japanはこれから

 

付き添いやオンライン通訳のサポートが入ることを快くご了承いただける病院が多くなることを目指して

私たちの活動と、これまでに提供させていただいている『指差しボード』を広くご活用いただけるように

その周知活動に力を入れたいと思っています。

 

日本で出産さんをする在日外国人女性の方たちが安心して笑顔で通院し、出産当日を迎えられるために

とても重要なこの活動をこれからも一歩一歩続けて参ります！

 

今回のクラウドファンディングを達成することで、周知活動を充実させていくことができます。

皆さまのお力添えをどうぞ宜しくお願い申し上げます^ ^

 

NPO法人Mother’s Tree Japan

美絵