多文化共生子育て企画「大学生が聞くイスラーム教徒たちのおおらかな子育て」開催レポート

みなさま

いつも応援ありがとうございます。

 

今日は、慶應大学のイスラム研究会野中ゼミの学生のみなさんの主催、マスジド大塚、NPO法人Mother’s Tree Japan共催の多文化共生子育てイベントを開催しました！

 

予想を上回るムスリムママと日本人のママが集まり、ハラルフードのお菓子や中東のコーヒーを飲みながら、イスラム教の子育てについて学んだり、日本の子育てとの違いなどを話しました。

 

 

「子どもを個人主義の観点から「自分のもの」と見ると、子育ては本当にしんどくなってしまう。でも、神からお預かりしているものだと思って子どもを見直すと、子育てが楽になる」

 

 

「子育てはバングラデシュやパキスタンでは、パパがかなり頑張ってくれたり、母親とは違う大きな存在として見守ってくれている。ママはガミガミ怒っていて、でもそれで良い（笑）」

 

「かなり時間のある近所のおじさんおばさんが、子どもがいると勝手に家にぞろぞろ来て（笑）、勝手に子どもを見ててくれる」

 

「本当に大切なものが分かれば、物がたくさんなくても生きていける。

親やコミュニティが見守っててくれれば、子どもは勝手に育つ」

 

「最貧困国と呼ばれるバングラデシュでは、たくさんの人たちが、大人であれ子どもであれ自分のことを周りが本当に愛して大切にしてくれる。

 

だから大人にも子どもにも心に余裕があって、子ども同士も異世代間で見守り合うようになる」

 

「子育てをする中で大切にしているのは、その子がどれだけ抜きん出るか、どれだけ豊かになるかではなく、どれだけその子が持っているものを伸ばして、それがコミュニティに寄与できるか、コミュニティを豊かにできるか」

 

聞きながら涙が出そうになっている日本人のお母さんもおられました。

 

 

親子だけで向き合うしんどさ

 

『自己責任』で若くして子育てを1人で担うお母さんたちの荷の重さ

 

何を指針に子育てをしていいのかわからないよるべのなさ…

 

イスラム教の観点や他の国の子育てを聞きながら、なにがあれば、この少子化に全く歯止めがかからない日本で、もっと子育てが楽になるのかを考える いいきっかけの会になりました。

 

NPO法人Mother’s Tree Japanは、外国人ママが増えて多文化共生子育てをすることは、日本の少子化に歯止めをかける最後の大きなチャンスだと捉えています。

 

第二弾も開催する予定ですので、是非お運びください。

 

NPO法人Mother’s Tree Japan

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