【これまでの活動】国内避難民キャンプでの衛生環境改善

ミンガラーバー！（ミャンマー語の挨拶）

 

ミャンマー緊急人道支援に関心をお寄せいただき、ありがとうございます。

少しずつですが、支援の輪が広がっていることを嬉しく思います。

 

ピースウィンズは、長きにわたりミャンマーにおいて支援活動を行ってきました。長年の経験から培ったノウハウやネットワークを活かして、現在の危機においても迅速な対応を進めています。

 

今回は、これまでにピースウィンズが行ってきたミャンマーの国内避難民支援の様子をお伝えします。

 

2020年3月から8月にかけて、UNICEF(ユニセフ)との共同事業として、ミャンマー南東部のカレン州にあるミャインジングー国内避難民キャンプにおいて、住民が衛生的な環境で生活できるよう配水施設の建設や共同トイレの整備などの支援をおこなってきました。
このキャンプは、長年にわたるミャンマー国軍と少数民族武装勢力間、あるいは武装勢力同士の紛争混乱から地域住民が逃れるために設けられましたが、未だに住民の帰還の目途はたっていません。

 

 

キャンプ内では貯水槽や配水管が整備されていなかったため、いつでもきれいな水で手洗いやうがいができるように配水<施設を建設し、排泄物などによる病気の蔓延を防ぐために共同トイレを整備することで、キャンプ内で生活する人々が健康で安全に暮らせる環境を整えました。
事業実施中は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で活動を中断したり、関係者の健康管理をしたりなどで大変でしたが、住民からは施設が整いとても感謝しているとの声が聞かれました。

 

これからもミャンマーでの活動を継続してまいりますので、ご支援をよろしくお願い致します。