被爆資料の見学に関するご案内

日頃より、本学のクラウドファンディングにご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

本日は、お電話などで多数のお問い合わせをいただいております『被爆資料』について、その所蔵場所や概要をご紹介いたします。

 

今回対象としている資料は、すべて本学坂本キャンパス（https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/access/sakamoto1/index.html）に保存しています。

 

 

 

　■血染めの白衣

　最初にご紹介するのは、血染めの白衣です。この白衣は、原爆投下当時、長崎医科大学（現在の長崎大学医学部）の学生であった西森一生先生が着用していたもので、ガラス片が刺さった跡や血痕が残る貴重な資料です。

 

　現在は、原爆医学資料展示室にて、大切に保管されています。

　なお、本展示室はどなたでも自由にご見学いただけます。

 

詳細についてはこちらからご確認ください。▶原爆医学資料展示室

 

■キュンストレーキ（紙製人体模型）　

　次にご紹介する、紙製人体模型『キュンストレーキ』は、医学分館(図書館)の2F展示室にて展示中です。

　医学分館の開館時間中であれば、どなたでもご見学可能です。

　入り口カウンターでスタッフにお声がけください。ゲートを開閉いたします。

 

　キュンストレーキは、原爆投下当時に医学教育用として使われていた人体模型で、爆風により損傷を受けました。焼け焦げた跡が今も残り、原爆の威力を伝えています。

 

詳細についてはこちらからご確認ください。▶長崎大学附属図書館医学分館

 

 

■被爆門柱

　最後にご紹介する『被爆門柱』は、原爆投下によって被害を受けた長崎医科大学の旧正門の一部で、現在も旧通用門近くに現存しています。長崎大学附属図書館の横を通り、配置マップの矢印に従って進むとご覧いただけます。

 

 

　お近くにお越しの際は、ぜひ実物をご覧ください。静かに佇むその姿から、”被爆の記憶”を感じ取っていただければと思います。

 

　引き続き、活動の進捗については随時ご報告してまいります。今後とも、本取り組みに変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。