実行委員、それぞれの振り返り⑥

バルーンリリースを成功させるために動き回った一ヶ月はずっと楽しかったです。

私は中学校で行われる生徒企画のイベントに実行委員として参加したのはこのプロジェクトが初めてで、全部の活動が新鮮に感じられました。

一番印象に残っていることは、プロジェクトが始動して最初の週末に、学校に集まってクラファンページを作ったことです。どんなことを書くか、金額はいくらに設定するか、みんなで朝から夕方になるまでずっと話し合っていました。振り返ると、休日にも関わらず登校して、よくあんなに長時間頭を動かせたなと思いますが、　「疲れた」より「楽しかった」の感覚の方がより記憶に残っています。

「卒業式で風船を飛ばす」と言ってきたものの、自分がその光景を想像できず、当日までずっと実感がありませんでした。でも、風船を配り終わって外に出たとき、中庭にも２階にもカラフルな風船がたくさん見えて、「これ、すごいな」と初めて実感しました。

 

短い時間の中で、それに比例していない非常に多くの経験をしたと思います。クラウドファウンディングに触れたのはもちろん、役場で村長と話し、新聞社に取材依頼を出し、たまに萎えたり遊んだりして、濃い放課後を過ごしました。

高校に行って社会に出てからも、議論を重ね、全て自分たちで行動したこの感覚を忘れず、役立てていきます。

バルーンリリースプロジェクトが成功して、とても嬉しかったです。

 

バルーン実行委員　平良姫埜