ガンコ山は秘密基地スピリッツで建設されたワンダーランド

ガンコ山は子どもの時にした秘密基地遊びをイメージして造られたワンダーランドだ。子どもの時、木の上に家を造ることを夢見たり、実際に造った人もいるかもしれない。竹の棒で川をわたり、森でクワガタやカブトムシを追いかけ、弓矢を作ったり罠を仕掛けたりと、そのエッセンスをたっぷり詰め込んだのがガンコ山だ。秘密基地あそびの原則は独立した自分達の基地になっていることが必要だ。自分達だけでつくり、自分達だけで「立て篭もる」なんという素晴らしい精神だろう。だからガンコ山には電気はあっても電線はない。太陽光発電だけで発電してバッテリーに溜めている。水はあってもマンホールもない。昔、集落が使っていた沢水水源を復元して使っているのだ。料理を作るのにコンロもない。薪でご飯をつくり暖をとるのだ。電気代もガス代も水道代も払っていない独立した秘密基地それがガンコ山だ。　秘密基地だけれど多くの人に山を開放してそこで得られたナチュラルライフのノウハウや楽しみをおすそ分けしている。

毎週ツリーハウス造りや、ヨガ体験、刃物トレーニング　弓矢造りなど、こどもから大人、外国人ツーリストまで幅広く秘密基地の山の魅力を伝える体験ツアーを行っている。昨日はインターナショナルスクールの小学生達の1Dayツリーハウスマスターが開催された。限られた時間で協力して一つのものを造り上げる。目標は達成され、大いに盛り上がったのであった。