猫の一生（猫と紡ぐ澤野路子の今の思い）

赤ちゃん猫は、見守る母猫のもとで何の不安もなくきょうだい猫と遊びます。

楽しすぎて　両手を広げて母猫にじゃれてみたり、突然ダッシュ💨してみたり、、。

 

お腹が空いたら母猫の母乳に吸い付いて、そして、いつの間にか、

ぐっすりスヤスヤ眠っています。母猫ときょうだい猫の体温に包まれながら何の不安もなく。。。

 

そして、2、3ヶ月すぎると、今度は、外で生まれた子たちは自分で厳しい世界を

生き抜いていかなければならなくなります。

 

まだ動きもままならないよちよちの身体で、他の動物や鳥に狙われたり、

食べるものにありつく為、必死な日々になります。

 

そうやって生き抜いていった子たちは、

いつも間にか、猫生はとても厳しいものになり、

楽しくてじゃれたくなったり、甘える感覚をすっかり忘れてしまいます。

 

保護した子達の中には緊張と防御の為に威嚇してきて

目も見開き、心休まる時にする細める眼差しもしません。

 

「頑張ったね。ゆっくりでいいから少しずつこの新しい生活に慣れていってね。」

と、静かな動きで接しながらお世話を始めていきます。

 

どんな猫も幸せになる為に赤ちゃんは母猫から生まれました。

 

母猫も幸せに立派に生き抜いてほしい、と一生懸命 必死に守りながら育てました。

私たちは、ご縁があった子達は最後まで見守ります(譲渡後も見守ります。)

どうか、皆様、私たちの活動を応援して下さい。

 

そしてご支援、応援をお願い致します。

私たちはまだまだ前進していかなければいけません。

 

何卒宜しくお願い致します。

 

一般社団法人 猫と紡ぐ

澤野路子