クラウドファンディング進行中！コロナ禍で中止となった『影のない女』のワールドプレミエ公演実現を！

いつも東京二期会を応援いただきありがとうございます。

 

コロナ禍を乗り越え、『タンホイザー』『セルセ』『ファルスタッフ』『ルル』『魔笛』の公演活動に向けたクラウドファンディングでは、多大なる応援とご支援をいただきありがとうございました。

 

コロナ禍で、指揮者や演出家の来日が困難な状況が発生し、幾度となく指揮者の変更が求められる中、21年7月公演『ファルスタッフ』の初日公演は中止を余儀なくされましたが、『サムソンとデリラ』、『ルル』、そしてヴェルディ「レクイエム」の公演は2021年の1月、8月により感動をお届けできる形で公演を開催することができました。

 

全ては皆様からのあたたかなご支援のお陰となります。改めてこの場を借りて感謝を申し上げます。

 

 

実はこの度、一昨年公演中止となったR.シュトラウス『影のない女』ワールドプレミエのプロジェクトを、2024年秋の実現にむけて、この度、再始動する運びとなりました！

 

当時、来日不可能となった演出家ペーター・コンヴィチュニーをはじめとした海外のアーティスト、そして万全な準備をしていたキャストのほか、関係者全員がとても悔しい思いをいたしました。何よりも、公演を楽しみに期待されていた皆様にこの舞台をお届けすることができず、また多大なご迷惑をおかけしてしまったことが最も悔やまれました。

 

あらためて2024年10月24日～27日の開催にむけて、オペラ『影のない女』ワールドプレミエの計画が動きだします。世界的アーティスト、クリエイターたちと協働し、東京でワールドプレミエを迎えた後、本場ドイツ・ボン歌劇場で上演という、東京二期会としても大きな「挑戦」です。

 

しかし、今なお、長年準備にかけてきた経費や中止に関わった経費が重荷となっているのが実情です。そこで、この『影のない女』をワールドプレミエにふさわしい公演とするべくクラウドファンディングを実施することといたしました。

 

 

『影のない女』は、第二次世界大戦後のウィーン国立歌劇場やバイエルン州立歌劇場の再建記念公演でも取り上げられた特別な演目です。

 

東京二期会の公演も、まさにコロナ禍を乗り越えた新しい時代の幕開けを象徴するような公演にしたいと願っております。

 

ご支援への感謝の気持ちを込めて、今回も返礼品をご用意しております。いち早く良いお席を押さえていただけるような先行チケットもご用意しておりますので、ぜひ公演にも足を運んでいただけますと幸いです。

 

オペラ上演史の1ページを皆様とともに開きたく、どうかあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。