寄り添う無料の電話相談「認知症110番」の継続にご支援を。
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寄付総額

5,287,000

目標金額 7,500,000円

寄付者
439人
募集終了日
2022年1月14日

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2021年12月12日 09:40

相談員の思い

                      

                              

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 

 

初冬を待つ

 

 

                          

 その人探し 

 

 受話器を取ると、苛立ち・悔しさ・怒りが伝わってきました。 

 「義母が、私が財布を取ったと何度も何度も言うんです」。毎日のことでもう疲れ果てたと言います。認知症の症状である“もの取られ妄想”の始まりでした。

 それは数か月前からだと言います。相談者のOさんは、認知症の症状だとはわかっていても、わかっていても辛いのです。その気持ちを誰かにぶつけたかった。それが顔の見えない電話相談でした。20分程、気持ちを吐き出したでしょうか。 

 その想いを受け止めながらこんなことを聞いてみました。「義母さんとちょっとしたことでもいいのですが、楽しかったことや嬉しかったことはありませんか?」と。

 しばらく間があってOさんは、次のようなことを話し始めました。 

 ある晩、イライラする義母を早く寝かせつけようと思い添い寝をしました。疲れていたOさんは、ウトウトした時に胸苦しさと重さを感じたと言います。義母の手がOさんの胸を触っていたのです。

 Oさんは思わす「何をするの!」と手を払いのけようとして義母の顔を見ました。すると義母は穏やかな表情でスヤスヤと眠っていたのです。Oさんの表情も一緒に穏やかになり、怒る義母にもこんな穏やかな一面を発見したと言います。 もちろん手を払いのけることはしませんでした。

 こんな話をしていたOさんの声のトーンの柔らかさが受話器から伝わってきました。 そして「明日から、義母と向き合っていけそうです」と。

 

 相談者は、何か困ってアドバイスなどを求めてきます。その相談に向き合いながら、認知症の方との楽しかったことや、優しい一面、特技などを一緒に発見することで、新しい関りの一歩が見えてくるのではないでしょうか。

 そのきっかけに電話相談がなれれば、相談員としての“やりがい” “生きがい”になります。

                                     長島喜一

ギフト

3,000


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3,000円コース

・お礼のメール
・寄付金領収書

申込数
124
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

5,000


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5,000円コース

・お礼のメール
・寄付金領収書
・「認知症110番」の活動報告書(PDFにて送付)

申込数
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