作業療法士の人見太一さんからの応援メッセージ♪

 

 

作業療法士の、人見太一さんからナースサミット2018 へ応援メッセージをいただきました。

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作業療法士の人見です。私はナースサミット2018を応援しています。私の専門は、身体領域のリハビリテーションと健康心理学です。健康心理学とは、心と体の両側面に着目し、アプローチを展開していく学問です。身体分野、精神分野問わず、健康心理学の視点は非常に重要であり、まさに看護学とは隣接領域となります。理学療法や作業療法は、看護師とは違い、限られた時間帯でリハビリテーションを提供します。一方で、看護師は、常に生活がベースにある患者さんに日々関わっていることになります。生活そのものにリハビリテーションの概念を入れることで、患者さんの回復は大きく変わるものと考えています。だからこそ、看護師のかかわりは、患者への影響がとても大きくなると言えるし、看護師さんのかかわりを作っていくことが急務となっています。私は、作業療法士の視点から、看護師とともに、看護師の技術の発展に向け、日々研究しています。最近では、看護技術学会にて、「下腿部への保湿剤塗布の効果検証」という論文が掲載されることになりました。看護師のタッチは、患者さんの癒し効果になります。この癒しは、患者さんの回復力を強くします。しかしながら、看護師の業務体制、人的不足の問題は大きく、単純に看護技術を高める、タッチを求める、という考えでは、なかなか反映しないと考えています。これらの問題について、皆さんとともに国や制度に主張すべきだと考えています。そのためにも、ナースサミットは必然です。この機会でぜひ、明日の患者さんのために、ナースサミットを盛り上げていきましょう！

 

人見太一　1980年生まれ

 

作業療法士、社団法人日本健康心理学会認定専門健康心理士、日本心理学会認定心理士、腰痛専門士。文京学院大学保健医療技術学部作業療法学科助手、人間総合科学大学非常勤講師、Rolf Release（自由診療、セラピスト向けセミナー講師）非常勤。作業療法では、身体分野専門に実施し、大学病院での幅広い患者のリハビリテーション、回復期リハビリテーション病院を通して15年間臨床を経験する。多摩リハビリテーション学院作業療法学科卒業、東京福祉大学心理学部心理科卒業、桜美林大学大学院修士課程心理学研究科修了。現在、桜美林大学大学院博士課程で、山口創教授の指導の下、タッチングの研究を行っている。

 

 

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人見さん、ありがとうございます！

ナースとOT（作業療法士）は、『その人らしさ』をサポートするという共通の視点を持ちながら、自分たちの専門性をより活かして、働いていると思います。

そして…病気になってから関わるのではなく、健康な段階から看護師が関わることの大切さに理解を示してくださる！

このように、日々一緒に働いている作業療法士さんからの応援は、私たちの力になります。

本当にありがとうございます！