プロジェクトにかける想い

 

いつもにゃんこ亭を応援いただきありがとうございます。

あたたかい皆様のおかげで、プロジェクトを開始して20日、現在88％というところまで到達することができてます。

 

本日は改めて、プロジェクトにかける想いをお伝えたく思います。

 

 

8年前から始めた個人の保護猫活動。

最初は自分が届く範囲の命を保護したり、不妊去勢手術をしていましたが、気づけば年間100頭以上のご縁を繋ぐ大きな活動となっていました。

 

 

また、「久米島」という東京から離れた離島の猫達を助けるような活動に発展するとは、8年前の自分は考えていなかったと思います。

 

現在久米島の自治体と協力して、少しずつ、でも確実に猫の命を一代限りにできているこの活動が、沢山の人たちが関わって出来ていっている事を嬉しく、心強く思っております。

 

久米島の猫は猫エイズキャリアが高水準で蔓延しています。

 

「エイズキャリア」と最初に聞くと、何か深刻な病気、のような印象を持つ方もいるかもしれません。しかし、人間に病気がうつることもないですし、症状にも寄りますが、健康な猫たちと何ら変わらず生活ができる子が殆どです。

とても愛しい存在です。

 

 

要にゃんこ亭では限られたスペースしかなく、少しでもご縁が結ばれるよう現在、いりこ、レイ、みゃおと3匹がいますが、もっと日光浴の出来る広いスペースで居させてあげたい。そして、猫エイズキャリアをもっとしってほしい。という想いで今回のプロジェクトはスタートしました。

 

 

 

ハンディキャップを持つ猫たちも、にゃんこ亭は「一つの個性」と捉えています。一頭一頭顔や性格が違うように、病気という特徴含めその子の一つの個性です。

 

 

それをまるごと愛してくれる方と、沢山出会ってほしいと思います。

これまでの要にゃんこ亭で沢山のご縁が結ばれたように、新しい場所も沢山のご縁、そして、沢山の方々が楽しんで癒される空間となるように願いを込めて、進めていきます。

 

 

外で暮らす猫達、特にエイズキャリアの子たちは過酷な環境で外にいる子が沢山います。まだまだ救っていかなければなりません。それには、TNRで不幸な命が産まれることを防ぎつつ、TNTAとして譲渡できる個体数をあげていかなければなりません。

 

 

一人や団体でできることは限られています。

本当に沢山の方のご協力があって、成り立っている活動です。

ただただ、「もっと救えれば」という想いが活動のたびに常に頭にあります。

 

そこで、皆様に改めてお願いです。

にゃんこ亭の私たちの願いを、一緒に広めるために更なるご支援・拡散のご協力をお願いできますでしょうか。

 

 

今回のプロジェクトを成功させて、ハンデを負ってしまった猫さんを幸せにしたい。そのため、より多く保護できる環境を整えたいと思っています。

 

達成するには、まだまだ皆様のお力が必要です。

 

 

また、最後にご報告がございます。

既にご報告もしてますが、大切な家族である、店主の虎之助が虹の橋をわたりました。

 

 

突然のことで私たちも大変混乱し、中々立ち直れずにおります。そんな中、皆様からの応援や日々頂けるお言葉で、なんとか前を向く事が出来てます。本当にありがとうございます。

 

日々ふと浮かぶ事で涙する事もありますが、沢山の方々からの支えを頂けることに感謝を感じ、応援が励みになってます。

 

今この瞬間にも、命の危険が迫っている動物達が沢山います。

 

一頭でも救い出し、あたたかいご縁を繋ぐために、引き続きご支援・応援をよろしくお願いいたします。