皮膚病に苦しんでいた、北見から来たテディ

テディは北見で保護された猫でした。
酷い皮膚病にかかっていて、どんなお薬をつかってもよくならず
かきむしったり舐め壊したりするので、予防に洋服を着せられていました。

何度洋服を変えてもテディが着ていた洋服はすぐに汚れて真っ黒になりました。

真菌、アカラス…いろいろな検査をしても原因はわかりませんでした。

当会副代表がデディを札幌に移動し、鍼灸で治療をすることを提案しました。

 

札幌に移動したテディは、少しづつステロイドの量を減らしながら
東洋医学と西洋医学の統合獣医療を行っている病院で治療を開始しました。

みるみるよくなりましたが、テディは猫が苦手です。

テディのストレスになっていることがもしかして猫なのではと思い

預かりボランティアに登録していたご家族に託すことに決めました。

 

現在のテディは、猫のいないお家で預かりさんにたくさん甘えて暮らしています。

 

私たちは、保護した子の生い立ちを知りません。

何がその子にとって良いことなのか手探りしながら解決法を探していきます。

短い期間の中で、副代表はデディの性格・環境を考え、行動を起こしました。

 

身体の変調の原因は病気だけではありません。

心の悲鳴を聞き、その子にあった保護をすることが大切になります。

 

保護し、詰め込むだけではいけないのだと改めて実感しました。

猫達の心と身体の健康を考えながら、テディに新しい家族が見つかる日まで頑張ろうと思います。

 

そして、隔離室で過ごすのはあと1週間の隔離待機中の親子。

隔離室ニャーニャートレイン。

まだまだ慣れていませんが、隔離が終わったら沢山なでてあげようと思います。

 

そして、もうすでに次の親子が待機室に入ることが決まっています。