うちの子にわかるかしら？

心配ご無用！わからないという体験こそが、感じるココロを育む！

 

開始から２週間が過ぎ、今日から７月です！現在、15名の方々がサポーターとして名乗りをあげてくださり、達成まで残り177万円となりました！まごころのご支援、本当にありがとうございます！あと180名ほどのサポーターを必要としています！引き続き、ご支援お待ちしております！！

 

最近、有難いことに、色々な所で僕たちの活動についてお話しさせていただく機会が増えてきました。そこで必ず聞かれるのが、「対象年齢は？」という質問です。質問の意図が、いくつなら理解できるか？と、いくつなら楽しめるか？とでは、答えが変わってきますが、僕はいつもこう答えることにしています。

 

「いくつでも。目安として5歳以上としていますが、年齢による入場制限はしていません。」

 

対象年齢5歳以上というと、幼児や児童向けだと思う人が多いかもしれませんが、そういう意味ではありません。これは、5歳以上なら、僕たちと会話できるので楽しめますよ、という意味です。

 

お話しの内容は、決して乳幼児向けではありません。物語の本質を理解できるかという点では、児童向けですらないかもしれません。だからもし、先の質問の意図が、いくつなら理解できるか？だとすると、答えはこうなります。

 

「理解できるかは、人それぞれですが、わからなくても大丈夫です。」

 

子どもにはわかりにくいから、わかりやすい工夫（演出）をして、という意見を頂くこともありますが、僕はその意見には反対の立場です。何かを見たり聴いたりする時、わからないとダメ、なのでしょうか。わからなくてもイイ、むしろ、わからないからイイ、のではないでしょうか。

 

世の中わからないことだらけです。だから、わからないことに引け目を感じる必要も、隠す必要もありません。わからないことを恐れて手を出さなければ、いつまでもわからないままです。わからないことがわかり、わかった方が楽しいとわかれば、もっとわかりたい、という気持ちが芽生え、もっとわかろうと行動するハズです。

 

わからなくてもいいや、どうせわからないから、となってしまうのは、わかりたい、という気持ちが足りないからだと思います。わかりたい、とならないのは、わかったらどうなるかを想像できないからだと思います。

 

だから、わかりそうでわからない体験をさせたい。わからなくてムズムズさせたい。わかったらどうなるかワクワクさせたい。そこから、わかりたいがムクムク伸びてくると信じて。

 

「今すぐわからなくてもいいんだよ、いつか必ずわかるから。」

 

店主