「本屋さんが身近にない」地域に、思い出書店を増やしたい!
このプロジェクトでの支援募集は終了しました。

マンスリーサポーター

54

目標人数 50人

募集終了日
2024年7月21日
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2025年05月28日 18:30

【拠点オーナーさんの声】2店舗が同じ場所にあるからこそ相乗効果があると思うんです

いつも思い出書店を応援いただき、ありがとうございます。
皆さまのご支援のおかげで、思い出書店の拠点は全国に9か所まで広がっています。

今回は、その拠点のひとつ、「糸島拠点」をご紹介します。

 

前原商店街は、福岡県糸島市にある、江戸時代の宿場町に起源を持つ、歴史ある商店街です。
この歴史ある商店街に、新しい店舗がここ数年いくつもオープンし、何十年も続く老舗からカフェやセレクトショップなどの今風のお店まで、古さと新しさがシンクロした街になっています。

 

その素敵な商店街で、糸島拠点を温かい想いで運営されているのが、糸島在住の葉山さんと北原さん。

おふたりに、思い出書店を始めたきっかけや、導入後の変化、地域のこと、そしてこれからについての声をお届けします。

1.なぜ思い出書店を始めたのか 〜導入のきっかけ〜

Q:思い出書店を導入しようと思ったきっかけはなんですか?

葉山さん: 引っ越しの度に本を全て持って行く事ができず、泣く泣く毎回手放していました。

本を売った後はいつもなんとなくさみしい気持ちに。そして引っ越しの度に、今はそんなに読んでいなくてもなかなか手放せずにずっと一緒に引っ越しを重ねている本もある事に気づきました。

 

なぜ本を売った時にさみしいのか?なぜ昔から持っているのになかなか手放せない本があるのか?この2つの感覚をずっと自分の中で言語化できていませんでしたが、思い出書店を見かけた時に「言語化できていない2つの感覚をうめてくれる答えはこれだ!」と思いました。

自分自身の思い入れも含めて、次の読み手に本をつなぐことのできる思い出書店の仕組み。

これはなんてしあわせなシステムなのだろうと感動し、導入させていただく運びとなりました。

 

2.始めてみてどう変わったのか 〜場所や人との変化〜

Q:思い出書店があることで、場所の雰囲気や使われ方に変化はありましたか?

葉山さん: 現在、糸島拠点は「郷土文具のお店 小富士」というお店の中にあります。糸島の作家さんが作った文具(=郷土文具)や日常がちょっと楽しくなるような文具など"おもしろくて素敵なもの"を求めている方が多くいらっしゃるので、思い出書店にも興味を示して楽しんでくださる方が多いです。

また、思い出書店を目的に来てくださる方も"自分の思い出を自分の文字と言葉で帯に書く"ということのよさをご存知なので、小富士の商品もあわせて楽しんでくださる方が多く、2店舗が同じ場所に存在しているがゆえの相乗効果があるなと感じています。

Q:地域の方の反応や、地域のことにまつわるエピソードはありますか?

葉山さん: 糸島拠点がある福岡県糸島市の前原商店街は旧唐津街道の宿場町があった場所で、江戸時代の街並みを残しつつ新しい暮らしが重なっている面白い場所でもあります。

昔ながらの建物や風景を活かしつつ店舗運営されている方や、今昔入りまじる街並みを楽しんでくださる方が土地柄多く、"人の思い出がつながっていく"思い出書店を「素敵な仕組みだね!」と言ってくださる方がたくさんいらっしゃいます。

また、糸島拠点をオープンしてすぐに、地域でのマルシェやイベントなどにも立て続けにお声がけいただきました。糸島のみなさんが思い出書店を楽しんでくださっているのだなと改めて感じています。

Q:これからの思い出書店の活用をなにか考えていることはありますか?

北原さん: これからの思い出書店の活用としては、本を通じて人と人がつながる場としてもっと活用していきたいと考えています。例えば、テーマごとに小さな読書会や、思い出の一冊を持ち寄って語る会などを開いて、本をきっかけにしたコミュニティづくりができたらいいなと。
あとは、地域の子どもたちや学生さんにも本に触れてもらえるような企画も考えていけたらと思っています。

おわりに

今回は、前原商店街糸島拠点の葉山さんと北原さんに、思い出書店への想いや活動についてお伺いしました。お二方のお話からは、思い出書店が単に本を交換する場所ではなく、本を通じた人との温かい交流を生み出し、地域の活性化や新たなコミュニティづくりにつながる可能性を秘めていることが強く伝わってきます。

糸島拠点さんは、インタビューでもあるように、前原商店街でのイベント出店や九大伊都蔦屋書店さんとの共同展示などを始め、糸島拠点さん企画の本の交換会など、積極的に地域や他者と関わりながら、思い出書店の輪を広げていらっしゃいます。これからも、糸島拠点でどのようなアクションが生まれるのか、私たちも楽しみにしています。

 

糸島拠点さん関連の動画や記事

――—九大伊都蔦屋書店共同展示詳細

――—九大伊都蔦屋書店さん公式Instagramより展示の様子

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――—糸島拠点さん企画「本の交換会」

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思い出書店を導入いただいた拠点さんには、思い出書店の名前を使ったイベント企画や外部出店などの権利が含まれています。ぜひ糸島拠点さんのように、この仕組みを活用して、さまざまな場で本を通じた人のつながりを自由に育んでいってほしいと願っています。

 

糸島拠点のお話を通して、思い出書店の広がりや人とのつながりを感じていただけたら嬉しいです。
これからも、この取り組みをあたたかく見守っていただけたらと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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