介助犬ユーザー江口さんからのメッセージ

とある日の出来事です。
車イスから誤って転倒してしまいました。家族も出掛けて家には介助犬アイスと僕だけ。
自力で車イスに戻ることはできません。介助犬アイスの出番。「テイクテータイ」と号令をかけると介助犬アイスはケータイを探し、私のもとに。レスキュー隊に連絡ができ、無事に救出され、無傷で事を終えました。介助犬アイスがいて心から良かったなと思うエピソードでした。

介助犬だから人間のお願いを聞くことは当たり前なことではありません。
毎日のお世話やトレーニングを行い、信頼関係が出来ているからお願いを聞いてくれる。
普段からコミュニケーションを行うことでどんどん絆は深まり、ファミリーになっいていくのだと思います。
江口家ではどれだけ帰宅が遅くなっても、アイスのケアを怠りません。疲れていてもそう思わせてくれる。
アイスの不思議なパワーにビックリします。介助犬アイスには人間の負の力やマイナスな気持ちを無効化する力があると思っています。

車イスユーザーの方で家に一人の状態で転倒してしまい、困った方はたくさんいると思います。
そんな体験をしたことがある方は介助犬の重要さが分かってもらえるのではないかな。一人でも多くの方に介助犬の必要性を知ってもらいたいです。　

江口雄司