【子のがんばり。】

今から４年ほど前、ワンラブの歩みが一冊の本になりました。お求めになってくださった人たちも多く、皆さまにはお礼を申し上げます。

「義足と歩む－ルワンダに生きる日本人義肢装具士」（汐文社・松島恵利子著）

この本がこの度３刷りとなりました。

出版業界のことは全く詳しくないのですが、こうした児童書が３刷りとなるのはあまりないそうで、私たちが日本を不在にしていても、本が必死にワンラブの活動のことを広めてくれています。

それは何だか子供が成長し、必死に親孝行のようなものをしてくれているように感じます。

この本は私が書いたのではないので、それを「子」と呼んでしまうのはおこがましいのですが、それでも書かれている内容は間違いなくワンラブのやってきたことで、それを読んでもらえるというのは、やはり私たちにとってこの本は「子」という存在と思って良いのではないでしょうか。

ワンラブはこの本が書かれてから、また一つ大きな問題に直面したことになりますが、それを乗り越えることが出来たのも、この本が私たちに代わっていろいろな所で、こんなことやってきましたよと皆さまに伝えてくれたからだと思います。

そしてまたもう少し時間が経ったら、この本が出てからのその後のワンラブ、つまり試練を乗り越えた部分も活字になればいいななんて考えています。

まだ読んでいない人。ぜひお読みください。そして小中学生の子供を持つ皆さま、スマホもいいけど、読書はもっといいです。一冊お求めになり、無理やり彼らのカバンの中に突っ込んでください。