【教えてマツタロウ大使！Vol.3】

 

Q：パラオの近年のグローバルでの取り組みを教えていただけますでしょうか。

 

■国連のSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みがあげられます。

•  #13気候変動に対する具体的な対策として、2025年までにパラオで使用する燃料の45％を化石燃料から再生可能な燃料に変更するという目標を掲げています。
• #14海の豊かさを守ろうというゴールに対しては、パラオ国立海洋保護区を設け、周辺海域80％を保護区に設定することにより、次世代にむけての海の生態系の保護にとりくんでいます。
• サメ保護区(Shirk Sanctuary): 2009年にパラオの排他的経済水域(EEZ)全体をサメ保護区に指定し、サメの漁獲を全面的に禁止しています。2014 年にレメンゲサウ大統領がこれをさらに拡張し、自給的漁業を除くEEZ内での商業漁業の全面的禁止を宣言しました。こうした一連の環境政策に関わってきたレメンゲサウ大統領に対して、国連環境計画(UNEP)は 2014 年に「地球のチャンピオン(Champion of the Earth)」賞を授与しています。
• Single Use Plasticの使用を禁止

 

■アワーオーシャン会議：2020年8月にパラオで第7回アワーオーシャン会議の開催が決定しています。この会議は、首脳を含む世界各国の代表や国際機関、研究機関、NPOの代表等1000人が一堂に会し、海洋保護区、持続可能な漁業、海洋汚染及び気候変動が海に与える影響といった海洋環境問題について検討し、自らのコミットメントを発表する会議です。

 

■「2019-2020 日本－パラオ親善ヨットレース」：日本とパラオをつなぐ国際外洋ヨットレースが12月29日、横浜港をスタートして太平洋の洋上3197キロ（1726マイル）を約2週間、ノンストップで帆走していきます。この帆走中、海洋の水質や、プラスチック汚染の状況を調査します。

 

パラオと日本25周年！平和と友愛の軌跡を次世代に伝えたい！！ 

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