ダイヤの個人オーナーが決まりました!!

野口学長の元に購入を検討されている方から連絡があり、実際にご覧いただきました。
ご主人様(Tさん)は娘さん達と一緒に馬の見学にお越しくださり、ダイヤをご覧いただきました。
とってもお利口なダイヤは、お披露目の際にも大人しくTさん達と向き合い、触れ合いに応じ、ダイヤ自身もTさん達に近寄って行きました。
お子様達が触っても全く気にすることなく受け入れている様子から、お互いに相性が良さそうだと感じました。
 
後日、ご連絡をいただけることになり、迎え入れてくれることを願いながら連絡を待っていました。
すると、わずか数日のうちに
「ダイヤを家族として迎え入れたい」
と、ご連絡をいただきました。
 
馬を個人で迎え入れるということは本当に大変なことであり、強い意志と覚悟を持って決断をしなくてはなりません。
それを短期間の間にご家族みんなで話し合い、ダイヤを家族として迎え入れる決断をしていただけたということを考えると、胸が熱くなりました。
早速、馬運車の日程などを決め、ダイヤは新しいご家族の元へと巣立っていきました。
 
私にとってダイヤは一番長く一緒に過ごした子です。
私がバジガクに遊びに行くと、どんな時でも変わらず明るく迎え入れてくれました。
色々な表情や仕草を見せてくれて、いつも私を楽しませてくれました。
そのため、自然とダイヤの馬房にいる時間が増えていきました。

正直、公に声をあげての保護活動は困難なことが大半です。
「時間や色々なモノを犠牲にしながら1頭でも多くの馬を保護するために活動しているのに、なんでこんな思ってもいないことまで言われないといけないのだろう・・・」
そのように考えたことは一度や二度ではありません。
そんな時はバジガクに行って馬達と触れ合うようにしていました。
私が落ち込んでいる時ほどダイヤはお茶目な表情を見せてくれたり、明るく接してくれました。
たまたまかもしれませんが、私はダイヤが励ましてくれているように感じて嬉しかったです。

そんなことを繰り返していくうちに私自身も少しずつ打たれ強くなっていき、強い気持ちを持って活動を続けられるようになり、その結果、たくさんの賛同者や応援してくださる方々と出会うことができました。
今まで保護できた馬達は、「自分達が助けたというだけでなく、馬達から助けられることも多い」ということを教えてくれたのはダイヤのおかげです。
ダイヤはTさん達にも幸せを届けてくれる存在になると私は思っています。
 
そして、さらに嬉しいことに、Tさんは
「名前もそのままですし、ぜひダイヤに会いに来てください」
とおっしゃってくださいました。
会わせていただけるということは、私達が必要以上に追いかけて迷惑をかけないということを信頼してくださったことなので、とても感謝致します。
そのため、いつの日か新着情報やSNSにダイヤが登場する日があると思いますので、皆様も楽しみにしていただければと思います。
 
ダイヤを家族として迎え入れてくださったT様、本当にありがとうございました!
今後とも、ダイヤをよろしくお願い致します!!