殺処分されてしまう引退馬に生きる道を。肥育場の馬たちを救い出したい
殺処分されてしまう引退馬に生きる道を。肥育場の馬たちを救い出したい

支援総額

14,422,000

目標金額 6,300,000円

支援者
1,263人
募集終了日
2021年5月28日

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2024年01月21日 17:26

沖縄研修①

今年初めての投稿となります。

引き続きどうぞよろしくお願い致します。

 

冬晴れと言うには温かい沖縄での本格的な研修初日。

エリーが手配してくれたレンタカーに乗って牧場に向かうと、ちょうど渉さん(ハルク)が朝の準備を始めるところでした。

牧場の朝は作業が多いです。

馬達はハルクを見ると「朝ごはんだ!!」とわかるようで、とても慌ただしくなります。

エサをあげるとみんな一斉に食べ始めますが、顔を突っ込んでガツガツ食べる子、大人しく食べる子、顔をあげながら食べてボロボロ落とす子など、それぞれ性格があって可愛いです。

毎日見ていると個性がわかってきて、さらに愛着が湧くのだろうなぁと感じました。

水の補充をしてから馬房掃除が始まります。

基本的に掃除は馬が外にいる時に行うことが多いですが、ハルクは馬が牧場に来た当初にちゃんと教え込んでいるため、ちゅらんの馬達の多くは人が入って掃除をしていても蹴ってくることがありません。

一般的に顔見知りなどのにはやらないことはありますが、馬達にとっては見慣れない私が入ってきても気にすることなく掃除をさせてくれたので、とても驚きました。

教えるのが上手なのもあると思いますが、普段から愛情を持って大事にお世話をしていることで「人間は怖くない」と思っているのだろうと感じました。

その後、放牧地の掃除になります。

沖縄では冬でも温かいため、晴れている日は夜間放牧をしています。

そのため、朝にも放牧地のボロ掃除があります。

全部の掃除が終わる頃に朝ごはんが終わるので、馬達を放牧地に出してから水桶などの掃除が終わると一段落です。

 

一休みしていると、大きい車が牧場にやってきて、子供達がぞろぞろと降りてきました。

ちゅらんでは活動が認知されてきたことで、小学校のプログラムの一環で先生が子供達を連れて牧場体験として定期的に訪れるそうです。

牧場で暮らす動物達のお世話体験や引馬体験などを行っているようです。

邪魔にならないように遠目で見ていたのですが、子供達は馬の前で大声を出したり走ったりしないところが偉いなぁと感心しました。

馬に乗る前の準備も手伝ったりしてから順番にポニーに乗っていました。

ハルクはずっと乗馬クラブのインストラクターをしていて、若い頃はオリンピックの強化選手にも選ばれたほどの実力者です。

その能力を発揮して、子供達一人一人に乗り方を丁寧に教えているだけでなく、たくさんいる中で「この前より良くなってるね」というように、以前のことと比較しながらアドバイスもしている姿はプロだと感じました。

 

子供達が帰った後にアメリカ人のボランティアさん達が来て、牧場のトラックに乗って出かけて行きました。

どこに行ったのか聞くと、「草刈りに行ってくれました」とのことでした。

数年前からすべての物が高騰していますが、特にエサは倍近く値上がりしてしまったそうです。

しかし、エサの量を減らすわけにはいかないため、良い草が生えている土地を色々な人に聞いて回っていた時に、市が所有する広い土地にたくさんの草が生えている場所を発見し、市役所に相談をして刈り取らせてもらえることになったそうです。

それから毎日トラックで草刈りに行っているとのことでした。

数時間後にトラックが戻ってきて荷台がパンパンになっていたのですが、それでも1日分とのことで驚きました。

エサをあげている時に感じたのですが、それぞれの馬房に入れる量も多くてポニーでも山盛りに与えています。

エサ代の高騰で量を減らされてしまうところもある中で、馬達のために毎日数時間もかけて草刈りをしている努力は頭の下がる思いです。

トラックが戻ってきた時には夕方だったので、刈り立て新鮮な晩ごはんをあげて回りました。

それから翌日の朝ごはんをセットして、馬達の作業は終わりになります。

その後も下村夫妻はヤギ、鳥、ウサギ、犬、猫などのお世話で動き回っていました。

ちゅらんでは病気、ケガ、飼育放棄など様々な理由で行き場の無い動物達を保護しています。

そのため、常に治療が必要な動物が多いため、お世話も時間がかかります。

すべてが終わる頃には真っ暗になっているため、この時期は特に時間を考えて行動をしないといけないそうです。

 

牧場作業終了後、下村家で夕飯にご招待していただきました。

とてもキレイにされていて、家中に馬や鳥グッズが置かれており、本当に好きなのだなぁと感じました。

エリーは色々なことができる人で、ステンドグラスも作っています。

以前、SNSに投稿したらかなりの問い合わせがあったそうで、依頼を受け続けていたら牧場作業に手が回らなくなって製作はお休みしていたそうです。

ですが、「ステンドグラス製作は大好きで良い気分転換にもなってお客さんも喜んでくれるから近々再開しようと思っています」とのことでした。

「ホースガーデンちゅらん」で検索をすると出てきますので、ご興味のある方は問い合わせをしてみてください。

 

一日の出来事だけでも長くなってしまったので、また改めて投稿していきます。

リターン

3,000


【3千円】肥育場から1頭でも多く馬を救い出すために。全力応援コース

【3千円】肥育場から1頭でも多く馬を救い出すために。全力応援コース

・お礼のメール
・活動レポート

こちらのコースはリターンにコストがかからないため、ご支援いただいた資金のうち手数料を差し引いた全額をプロジェクトのために活用させていただきます。

申込数
779
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

10,000


【1万円】肥育場から1頭でも多く馬を救い出すために。全力応援コース

【1万円】肥育場から1頭でも多く馬を救い出すために。全力応援コース

・お礼のメール
・活動レポート
・サンクスビデオメッセージ

こちらのコースはリターンにコストがかからないため、ご支援いただいた資金のうち手数料を差し引いた全額をプロジェクトのために活用させていただきます。

サンクスビデオメッセージでは、救い出した馬たちが引退馬の森で過ごしている様子をビデオにおさめてデータにて送付します。

申込数
405
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

3,000


【3千円】肥育場から1頭でも多く馬を救い出すために。全力応援コース

【3千円】肥育場から1頭でも多く馬を救い出すために。全力応援コース

・お礼のメール
・活動レポート

こちらのコースはリターンにコストがかからないため、ご支援いただいた資金のうち手数料を差し引いた全額をプロジェクトのために活用させていただきます。

申込数
779
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

10,000


【1万円】肥育場から1頭でも多く馬を救い出すために。全力応援コース

【1万円】肥育場から1頭でも多く馬を救い出すために。全力応援コース

・お礼のメール
・活動レポート
・サンクスビデオメッセージ

こちらのコースはリターンにコストがかからないため、ご支援いただいた資金のうち手数料を差し引いた全額をプロジェクトのために活用させていただきます。

サンクスビデオメッセージでは、救い出した馬たちが引退馬の森で過ごしている様子をビデオにおさめてデータにて送付します。

申込数
405
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月
1 ~ 1/ 15

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