
寄付総額
目標金額 1,920,000円
- 寄付者
- 169人
- 募集終了日
- 2023年9月30日
メンバー紹介:寄立麻琴
こんにちは、寄立麻琴(よりたてまこと)です。
九州大学大学院 薬学研究院 医薬化学講座 薬物分子設計学分野(平井研)で助教をしています。
助教と言っても、メンバーの中では光化学歴が最も浅い人間の一人で、大学院生のときは天然有機化合物(天然物)の全合成研究をしていました。現在も天然物を基にしたケミカルバイオロジーや創薬研究をしています。その中で、近年盛んに研究されている光レドックス触媒を利用した反応を駆使して、デザインした分子を日々合成しています。

研究者の道を歩むきっかけになったのは、大学院時代の指導教員の影響も大きいですが、実は化学にのめり込むきっかけを作ってくれたのはとある予備校の化学科講師でした。小中高の間は、特に目立った成績も残さず、体育と芸術だけは評定が良い直感型のバスケ少年でした。高校の部活も終わりに差し掛かった頃から、このままのんびり生きていて良いのだろうかと思うようになり、良い大学に入ってなにか学びたいと一念発起して受験勉強をはじめました。その時出会った化学科のK先生は特に有機化学を専攻していたということで、とてもわかり易く、そして深い(大学レベルの)化学の話を沢山教えてくれました。数学は少し定理を覚えてパズルゲームを解くだけ、と思える得意科目でしたが、化学は半暗記科目だと思っていました。当時、暗記科目アレルギーをこじらせていたので、あまり好きな科目とは言えませんでした。そこで他の分野にはない絵と言葉をかけあわせたような芸術的な言語「構造式」と「有機電子論」に出会い、有機化学の魅力に取り憑かれて行きました。
さて、光輝く現象ではありませんが、下の写真は研究人生の中で偶然出会ったベストシリカゲルカラムクロマトグラフィー。きれいな色はヒトを虜にするものです。よく高校実験で扱う銀鏡反応やフェノールフタレインなどのpH試験紙など、色の変化が特徴的な化学現象を多く扱いますね。大学でも、染料になる分子を合成したり、葉緑素の成分を抽出したりと、色に特徴のある実習を受けてきたのが今でもよく覚えています。このようにヒトの脳に最も強く記憶焼き付けるのが、色と光の芸術なのかなと思います。
ピカリかがくの活動を通して、光化学を中心とした不思議で美しい化学現象を中高生に伝え、化学って面白い!研究って面白い!と思える体験をしてほしいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
寄立麻琴
ギフト
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