カンボジアの悲しい歴史から現在できること

皆さまこんにちは！

前回の投稿ではカンボジアがどのようなところかをご紹介しましたが、今回はカンボジアの悲しい歴史について触れていきたいと思います。

前回紹介したようなアンコールワットなどの観光地のイメージもあるカンボジアですが、1990年代まで20年以上に及ぶ内戦が続いていた地でもあります。そしてその内戦の中、1975年にポル・ポト政権が成立しました。共産主義を掲げたポル・ポトは、教育は資本主義を教え込む元凶と捉え、それまであった学校を次々に破壊し、教材や本を焼却していきました。またそれだけではなく、多くの教員や医師・学生など知識人の命も奪われました。カンボジア政府の調査では４年間の間に約180万人ものカンボジア人が亡くなったとされています。学校、教材だけでなく、教師も失ったことにより、カンボジアの教育基盤は完全に崩壊しました。現在もその影響を受けており、学校や教師の不足、また都市部と農村部との教育格差などたくさんの課題があがっています。そのような中で、子どもたちの心を育むとされている情操教育（美術・音楽・体育など）が後回しにされているのが現状です。

私たちPlas+は、自分たちの活動を通して情操教育の大切さを伝え、それがカンボジアの浸透に少しでも繋がればと思い日々活動しております。私たちに出来ることはほんの小さなことかもしれませんが、その小さな積み重ねがいつかカンボジアの発展に繋がると信じて活動しています。

そんな私たちを今回のプロジェクトを通して知っていただければと思います！