今日は広島に原爆が投下された日です。

今日は8月6日です。

79年前の今日、広島に人類史上初めて実戦で原爆が使用されました。

1945年8月6日、米陸軍航空隊第509混成群団所属の6292号機「エノラゲイ」が広島に原爆を投下しました。

8時15分 (46秒頃)、広島上空で原爆が炸裂。

瞬時に強烈な火球が発生した後、猛烈な爆風があらゆるものを吹き飛ばしました。

さらに原爆の炸裂によって大量の放射線が散布され、投下時に広島にいた人や投下後に広島に入った人だけでなく、その後に続く世代にまで放射線による被害を残しています。

広島への原爆投下によって、その年の終わりまでに約14万もの方が命を落としたと言われています。

私たちの研究の原点には、広島・長崎への原爆投下があります。

模擬原爆は、広島・長崎への原爆投下に先立って投下されたものです。

つまり、被爆地以外の都市で行われた模擬原爆作戦であっても、その練習成果が広島・長崎への原爆投下に活用され、もたらされた被害と直結しているのです。

私たちは今後も、模擬原爆作戦を通じて広島・長崎への原爆投下を考えるきっかけを多くの方に伝えられるように、活動を続けてまいります。

原爆式典の準備が進む平和記念公園(2022年7月30日撮影)