お山の暮らし〜ぼくらの毎日〜　その10

お山の中学生二人は、今年の4月から公立中学校には行かず、

週３日お山に来て、あれやこれや自分たちの心地いい時間を模索中です。

 

自由だからこそ、

自分の内から湧いてくるものに

耳を澄ます力が試される。

 

自由だからこそ、

自分次第で毎日がどっちにも転ぶ。

 

どんな知識を得るか、

どんな将来に向かって進むのか…

 

そういうことを最優先するよりも、

二人にとって今は、

「自分」って？を知ることが、

大切な時だと感じます。

 

自分はなにが好きでなにが嫌いか

なにをしてる時に心が踊るのか

なにをしたくないのか

 

今、なにが言いたいのか

今、なにを感じてるのか

 

二人が怒ったり、大笑いしたり、

バカ騒ぎしてたりする姿を見るのは

とっても嬉しいです。

 

心に浮かぶことを否定せず、

思うままにやってみたらいい。

 

それはむずかしい

それは言っちゃいけない

それは感じちゃいけない…

 

っていう、自分で勝手に作ってしまっているありもしない心の中の

檻から飛び出せた時、二人は自分だけの自由を

使いこなす日がやって来るんだろうなぁと思っています。

 

お山スタッフはそんな日を楽しみに、

今そこにあるそのまんまの二人と一緒に

日々を過ごしています。