高次脳機能障害者の口笛コンサートを知ってますか？

この度は、ReMind設立誠におめでとうございます。

一般社団法人　アイズの代表理事の白井京子と申します。
といっても、アイズは出来立てのほやほや、河合代表のお話を伺い
私もパワーをいただき設立の背中を押していただいたような次第です。

河合代表理事とは４月関西のセラピスト交流会で講師を務められた時初めて
お会いいたしました。とてもパワーのある明るくて元気のある方だなぁという印象でお話を伺いました。
後日ReMind設立へのメッセージをと連絡を頂き、快諾させて頂きました。
何故なら私の目指しているものとスピリッツが一緒だったからです。
実は私の主人は、１２年前全国でただ一人という複雑な脳の病気になり死の淵から生還した幸運の持ち主です。しかしながら一命はとりとめたものの私たちが名前も聞いたことのない、「高次脳機能障害」に変身しておりました。
働き盛りのバリバリの営業マンからある日突然大変身した主人がそこにおりました。息子１８歳、娘１６歳の春の出来事。それから１２年、絶対改善するはず！！と色々なリハビリに拘り続けた私たち家族。せっかく助けていただいた命・繋いでいただいた大切な命、死んだみたいに諦めて生きるなんて絶対違う！言葉もほとんど発することはなくなったけれど、今の主人が楽しめる居場所が必ずどこかにあるはずと模索し続け、とうとう主人の居場所と仲間を見つけたんです。ちょっとしたご縁で行かせていただいた口笛コンサート（大東市は口笛の聖地と言われています）から、重度高次脳機能障害者の口笛のCDを作ろう！と白井のSをとってプロジェクトSが立ち上がり、なんとコンサートまで行われました。
このプロジェクトSの活動は重度高次脳機能障害の白井いさおとそれを支援するプロジェクトSの活動ではありませんでした。障がい者と健常者の垣根を超えた人間と人間の繋がりで築かれた活動です。私たちの活動は失ったものを嘆いて過去に生きるのではなく、まさしく「今を生きる」をテーマに一人一人がワクワクして、いろんなことを感じる活動になりました。まさしくみんな違ってみんないいです。
１００％の障がい者はいない、そして１００％の健常者もいない。
共に支えあい助け合い笑いあえる世の中を目指して！そしてそこには必ず人の力が必要です！
みんなちがってみんないい包含社会！そんなRe Mindの活動を大阪より愛を込めて
全力で応援しています。

一般社団法人アイズ
代表理事　白井京子