Epilogue「りんごの季節へ向かって」

【追記 12/10】
このプロジェクトの最新情報は私りんごのブログにてレポートしています。
http://ameblo.jp/ko-mainu/
 

 

音楽の道を進んだことで、私の絵のファンの皆様からお叱りを受けたことが幾度となくありました。「絵の道を一心に極めるべきだ。」という声は正論でしょう。歌を始めたことで、絵の活動を縮小せざるをえないのですから。新しいものを一つてに入れたなら、一つ手放すことになるのは、これまでの私の人生でも百も承知していましたし、スポーツとも言える歌の世界に飛び込んだことは向こう見ずの愚かしさであると批判されても仕方がありません。「二兎を追う者は一兎をも得ず」「器用貧乏」という言葉もありますし。
 

歌手デビュー後、２つの道を進むことの厳しさや難しさを収入面、精神面、そして日々の時間割にも感じました。歌うことをやめようか、と真剣に思ったこともありました。けれど、打たれ強い精神力と、得体の知れない「私はきっと大丈夫」という自信に裏打ちされ頑張ることができました。私にしか咲かせない見たことのない花を咲かせてみたい。夢という儚いものより、私の登るべき山といった方がいい気がします。「二兎を追う者は十兎を得る」「器用長者」に到達するかもしれません。

 

秋から冬へ。冬から春へ。季節が移ろうときの曖昧な季節が私はとても好きです。半袖の人と長袖の人が街を行くシーン、コートを着た人とまだ薄着の人が公園に憩うシーンを目にすると、人それぞれの季節がそこにある気がして心が和みます。その人らしさ、個性が花開いた時、人は幸せを感じるのではないでしょうか。

私の活動ネーム「５＊SEASON」は、そんな「その人らしい季節」への想いを込め自身で命名しました。春夏秋冬の４つの季節は移ろい留まることを知りません。ですが、もう一つの季節があるならば、それは私の季節。歌うパステル画家５＊SEASONの「りんごの季節」です。

 

クラウドファンディングという55日間の挑戦の中で、私は「りんごの季節」への切符をいただきました。非日常にいた55日間の私を支え、エールを送ってくださったみなさま、そっと見守ってくださったみなさま、この場にてもう一度、ありがとうございます。

「りんごの季節」が盛りを迎えるのはクラウドファンディングで掲げているところの「夢コンサート」が充当するでしょう。ここでひとつ、お詫びがございます。コンサート開催日が諸事情により当初の3月25日から遅れまして、5月上旬となる予定です。最後まで我儘を通す形になってしまいますが、どうか「夢コンサート」へお誘い合わせのうえ、お出かけくださいませ。「りんごの季節」を存分に楽しんでいただけるよう、可能な限りの努力をして参ります。

 

また新しいチャレンジが始まります。がんばります！
 

 

りんご

 

昭和歌謡よ永遠に！

５＊SEASONりんごの
300人コンサートを実現！

プロジェクトは成立しました。
おかげさまでコンサートは実現します！
 

●夢のコンサート資金101万円の使途