🦋 小松菜の緑が羽ばたく── “世界に一匹の蝶” 上羽、完成のご報告

前回お知らせした、船橋市の特産品「小松菜」と「人参」をモチーフにした、新作蝶の制作が進んでおります。

本日は、船橋市の特産「小松菜」をモチーフにした上羽が仕上がりました。

綿の刺繍糸よりもさらに細い糸一本で、表を刺すだけで裏も同じ仕上がりとなる独自の両面立体刺繍技法を用い、ひと針ずつ命を吹き込むように刺しています。

濃い緑だけでは重くなりすぎるため、茎の淡い緑を基調に、そこへ人参色へとつながる橙をさりげなく添え、色彩に奥行きを持たせました。

さらに、繊細なカラー金糸を重ねることで羽の薄さや蝶特有の輝きを表現し、淡水パールの光沢とともに、優雅で立体感のある上羽が完成。

この技法により、本物の蝶と同じような動きや形状を再現できる、立体刺繍の蝶ブローチが誕生します。完成に向けて、ぜひ見守っていただけたら幸いです。次は、下羽の人参色の制作に入っております。

どんな蝶が羽ばたいてくるのか──

想像しながら、完成の瞬間を楽しみにお待ちいただけたら幸いです。

このクラウドファンディングのためだけに生まれる、“世界に一匹の蝶”。

もし心に響くものがありましたら、ぜひご支援というかたちで、この特別な誕生にお力添えいただけますと幸いです。