作家　左子光晴さんからの応援メッセージ

作家をしてます、さこと申します。ふだんは、テレビの構成台本やら脚本を書いてます。

 

突然ですが、圧倒的なモノを見たときの、すさまじい感動ってあると思うんです。
血が逆流するというか、毛が逆立つと言うか、自然と涙が出てくるような、そんな感覚。
そういう作品なのか、人なのか、テクノロジーなのか、何かわからないけども、
その感動をもたらしてくれるものってとても価値があると思うんです。人生で何回か味わえたら、それだけでラッキーなものというか。

でも、"それ"を生み出すというのが難しい。
何が難しいかって、"それ"を生み出そうとする人がそもそも少ない。
"それ"を享受する才能に長けた人はたくさんいる。
既に生まれた"それ"を、ちょろっと変化させて、さも新しいモノに見せる人たちは一定数いる。
それはそれで、それなりに面白い。ぼくもこのグループの一人。

だけど、無意味に走りたくなるような、ドキドキして眠れないような、そんな感覚のモノはなかなか生まれない。
そういう、すんごいモノを見れるチャンスって人生において、なかなかない。

じゃあ強制的にそのチャンスを増やすにはどうすればいいかと。
それこそが今回、このプロジェクトを応援した理由で、"それ"を生み出せる「人」をがんがん生み出す「場」になれば、ええなと思いました。
ここで育った子たちが、これからの世の中で、がんがん"それ"を生み出していくかも、と考えたら面白いなって。
てっちゃんならめんどくさがらず、そんな子どもを増やすために尽力できる、と思ったので、些少ながら支援させてもらいました。
応援しとります！

 

作家／ヨーロッパ企画構成作家／USJライター
左子光晴

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