難民キャンプの今後

http://www.afpbb.com/articles/-/3145747

バングラデシュ政府がKutupalong難民キャンプ付近に、約80万人を収容することができる土地を確保し、キャンプを建設する方針を打ち出しました。

基本的に難民を受け入れないという立場をとってきたバングラデシュ政府でしたが、最近になり、ＵＮＨＣＲへ支援を要請したり、今回の計画であったりと、方針転換をしてきたように感じます。（ＵＮＨＣＲは公式キャンプ外での活動もはじめたようです。）

現在の難民キャンプは、衛生環境が劣悪で、トイレも簡素なものでした。9日の調査以降、難民は20万人ほど増えており、さらなる生活環境の悪化が予想されます。今回の計画が実際に行動に移されるか、成功するかはわかりませんが、いずれにしても、ロヒンギャの人々の基本的なニーズを確保するという課題が迫っていることは変わりありません。