また一歩前進なのだ。

皆さ～ん、喜んでください。

一昨日、新しく建設しているところに引っ越しました！義肢製作所となるところの一角を地方から来た障害者、あるいはお客さんが泊れるようなスペースにしたのですが、まず自分たちがそこに入っちゃいました。

先に書いたように、撤去されてから家を借りておりましたが、その家賃がどうにももったいなく、しかもですね、その家、建てたのが古く、メンテナンスもされておらず、入居した時には自分たちでペンキを塗ったり、座った瞬間にトイレの便座がバキッと割れたりして、それを直したり…という状態だったのです。だけどどうせ出るから、あまりお金をかけてメンテナンスするのももったいなく、それ故いろんなことを我慢しつつの生活だったので、少々ストレスも溜まっておりました。

何よりも悲しかったのが、ここ、ゴキブリの館だったのです。恐らく天井裏に生息していたのでしょうね。毎朝目が覚めると、必ず1～2匹死んでいて、それをティッシュでくるんで捨てるのが私の朝一番の仕事だったのです…。ガテラはこういう時からっきし臆病で、虫がいると大騒ぎするし、以前ワンラブランドに住む前にいたところはネズミの館で、これまた毎日ネズミ捕りにネズミがかかっていて、それを捨てるのが私の仕事でした。

私はド近眼で、例えば朝トイレに行く時、メガネをかけずぼーっとしたまま行ったりする。そんな時に限って、踏み出した足の裏に嫌な感触があったりすると、そう、ゴキブリを踏んじゃったりしているのです。

と、まあそんなところだったので、個人的には一刻も早く出たく、今回めでたく引っ越せたのでした。

義肢製作所の部分は建築中で、真横でトンテンカンテンやっている状態だけど、そんなに嫌ではありません。というか、この音にはこの20年間慣れてしまった。

新しいところに移動し、一番戸惑っているのは猫だろう。あの壊されたときに見つかった猫は臆病で、荷物を運びこんだりして人がわさわさいるので、ずっとベッドの下に隠れたままだ。もう一匹は堂々としていたものの、やはり疲れたのでしょうね。いつもはそっけなくもあるけど、今日は朝食を食べている私の腕にもたれかかり、そのまま寝ちゃいました。

引っ越しの状況を写真に撮ろうと思ったのだけど、そんなゆとりがなく、荷物を運び出すところしか撮れませんでした。皆さん、こうやってトラックの荷台に乗ったまま移動します。落ちそうだけど落ちない。やっぱり彼らはやるのである。

皆さま、まずは引っ越しのお知らせでした。これからこの場所に住みながら建築作業を進めていきます。

やるぜ！