「RSP-02」のエンジニアリングモデルの開発の進捗のご報告

リーマンサット・プロジェクトをご支援頂いている皆様、応援ありがとうございます。本日は「RSP-02」のエンジニアモデルの開発の進捗のご報告いたします。

 

開発はより難易度の高い段階に入っています。

 

通常、エンジニアリングモデルが完成し内部審査を通過した後は実際に宇宙に打ち上げるフライトモデルの製作に入るのですが、現在開発中のモデルはエンジニアリングモデル相当の設計を満たしていないと判断しています。

 

理由は以下の通りとなっています。

　・子衛星放出機構の機能検証が不十分であること

　・衛星内部の各機器の配置配線がFixしていないこと

　・放射線試験においてエラーが確認されたこと

 

エンジニアリングモデルの完成には至りませんでしたが、今回ご支援いただいた一部を活用し実施した放射線試験等で、次の開発段階に進むための知見・経験を得ることができました。

 

つきましてはクラウドファンディング（https://readyfor.jp/projects/rymansat4 ）開始当初、

エンジニアリングモデル完成の目標は2022年4月30日としておりましたが、今年開発したモデルはデザインモデルと定義し、2023年12月末までにご支援いただいた資金でエンジニアリングモデル完成を目指します。開発状況が進み次第また報告させていただきます。

 

ご報告が遅くなりましたことを、お詫び申し上げます。今後のRSP-02開発の進捗にご期待頂くとともに、引き続きの応援をよろしくお願いします！

 

本投稿と同内容を「終了報告」でもお知らせしております