伊那市郷土の味！桜の塩漬けのレシピ開発と継承！

 

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▼自己紹介

 

 

【豊かで幸せな食文化を通して、人やコミュニティを繋げる未来の食空間を生み出すことを目指します】

Joyful Kitchen株式会社代表取締役の影山と申します＾＾

弊社が経営するジェラートショップ「POSTA GELATO（ポスタジェラート）」は、2022年の春に長野県伊那市にオープンいたしました。創業して間もないジェラートショップですが、地域の農家さん方と連携し、主に地域内の果物などを中心としたジェラートを日々開発＆販売しております。

弊社の取り組みの中で大事にしていることが幾つかあり、「フードロスを減らすこと」「地域コミュニティの活性化」などのほかに「次世代への食文化の継承」がございます。これは、時代の変遷とともに移り変わっていく食文化の中で、地域独特の特産品や調理方法などの文化を、世代を超えて継承していく取り組みをすることです。

全てを伝えていくことは難しいものがありますし、時代に見合わないケースもあるかと思いますが、昔と今の良いとこ取りを目指してお客様に満足していただけるよう、日々模索し続けております。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

前述の「次世代への食文化の継承」に通ずる部分ですが、私たちが暮らす長野県伊那市は国内でも有名な桜の名所「高遠」がございます。

POSTA GELATOでも桜のフレーバーのジェラート開発し販売する中で、本来であれば地元の味である「桜の塩漬け」を使い、沢山のお客様に味わっていただきたい思いがございましたが、諸々の事情で市販の桜を主として製造をいたしました。

事情というのも、地元の高齢者の皆様が作る昔ながらのレシピの「桜の塩漬け」が作り手不足で入手困難であることに加え、担い手や後継者不足＆衛生管理も数年前からかなり厳しくなり、「桜の塩漬け」というもの自体が衰退の一途を辿っていることを痛感しました。

 

桜の名所と呼ばれる場所が市内にあり、毎年春には沢山の観光客が訪れるこの場所の名産「桜の塩漬け」のレシピを諸先輩方から受け継ぎ、地域活性や食文化の継承を実現すべく、当プロジェクトを発案いたしました。

 

 

▼プロジェクトの内容

①レシピの掘り起こしからの開発

先人の方々（地域の商工会などを通じてご活躍されてきた女性部の方々など）にレシピを伺い、必要に応じたレシピの再現と開発を行います。次項目に関わることですが、現在の衛生管理や許可を満たす必要設備や手順なども考慮し、味も品質も大切にしたレシピの完成を目指しています。

 

②必要となる許可の取得

食品衛生法改正に伴い、令和3年6月から漬物を製造して販売する場合、「漬物製造許可」が必要になりました。

それに関わる設備の準備と許可を取得する予定です。

 

③製品化

許可が下りたら、パッキングや栄養表示などのインフラを整備したのち、製品としてパッケージします。

また、完成した「桜の塩漬け」を使った桜フレーバーのジェラートを開発予定です。今回のプロジェクトの返礼品としてもご用意する予定です。

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

先述の通り、弊社の取り組みの根幹として「地域コミュニティの活性化」や「次世代への食文化の継承」などがございます。

上手く製品化できた暁には、そのレシピの保全や継承に取り組み、行政や地域住民の皆様とともに、伊那市の桜を全国各地にお知らせができるよう活動していく所存でございます。