【終了まであと6日！】こぼれ話〜衛星写真編〜

海のクレヨンを使って書いてみました！

良い色！！

 

「海のクレヨン」誕生のこぼれ話〜衛星写真編〜

今回衛星写真を使わせて頂いたのは、衛星写真の世界最大手のPlanetLabs社です。約200機の小型衛星（サイズ：10cm x 10cm x 30cm 重量：約5kgと小さい！）が地球をぐるぐると周り、毎日世界各地の写真を撮影しています。

 

衛星写真は、広域災害被災状況の連続監視、農作物の生育管理、森林管理、全世界の港湾、空港などや船舶の高頻度モニタリング、国内外開発、工事の進捗管理などなど、主にデータ分析、解析の観点から使用されます。

弊社はこのPlanetLabs社の衛星写真を販売代理店という形で企業向けに販売しています。

 

この衛星写真はとても貴重なので、社内でも数人しか見ることができません。

 

「あのー、Planetの衛星写真からクレヨンを作りたいんですが…」

 

「Planetに相談してみよう！英語で企画書作って！」

 

I'm not good at Englishです。（これだけは覚えろと言われ覚えました。）

日本語で企画書を作って、英語ができる先輩方にお願いをして翻訳をしてもらい、英語版の企画書を作り、打ち合わせに臨みました。

 

「So cool！環境問題にも子どもの教育にもぴったり！新しい切り口だね（So cool！以降は、たぶん英語でそんなことを言っていたのだと解釈してます）」

 

普段は見ることができないサイトのアクセス権を付与してもらい、そこから約２ヶ月、毎日サイトで世界中の海の写真を見まくりました。

 

地球は本当に日々その姿を変えます。そしてそのほとんどは雲に覆われていたります。

あとから気象庁の方にお伺いをしましたが、地球の大体約30〜40％は日々雲に覆われているそうです。膨大な衛星写真の中から、特徴的な色の海を探す作業は途方に暮れましたが、日に日に「地球ってすごいな」という想いが込み上げてきました。

 

そして出会ったのです。あの赤い海に。

 

「ナウシカじゃん！エヴァンゲリオンじゃん！ほんとにあるんだ！」

 

ウクライナの腐海は想像以上に赤く、テンションが上がりすぎて、この赤くなっている理由がどうしても知りたくて、おもむろにウクライナ大使館に電話したことを思い出します。

 

 

その日は東京オリンピックの開会式の日。

 

日本の全ての大使館が近年稀に見る大忙しの日だったことでしょう。

（本当にタイミングも最悪だし、本来は大使館に連絡することじゃないのにごめんなさい。）

 

後日、とても丁寧に教えて頂きました！

これ、βカロチンの色みたいです！詳細は現在作成中のクレヨン解説ページで！（年末アップ予定）