
支援総額
目標金額 650,000円
- 支援者
- 24人
- 募集終了日
- 2014年9月11日
モーゼスとSAVOの歩み
SAVOの代表であり、日々ストリートチルドレンや孤児のために奔走しているモーゼス。彼を見ていると、SAVOはモーゼスという1人の人間の強い熱意で成り立っており、また彼も自分の人生のすべてを恵まれない子どもたちに捧げているように思えます。しかしその背景には、彼の暗くつらい経験があるのです。今回は、そんなモーゼスとSAVOのこれまでの歩みについて書こうと思います。

(モーゼス)
モーゼスは1982年生まれ、現在31歳のウガンダ人男性です。
彼が生まれる2か月前に彼の父親が亡くなり、当時母親もわずか17歳であったことから、彼の母親はたいへん厳しい状況でモーゼスを育てなくてはなりませんでした。
そして彼が3歳の時、ついに母親は生活に困窮し、幼いモーゼスを見捨てざるを得なくなったのです。こうしてモーゼスはストリートチルドレンになりました。ストリートチルドレンとして生きることはとてもつらいことだったようで、現在でも彼はその時の状況についてあまり多くを語りません。
幸いにもその後、彼は保護され、経済的な援助を受けて小学校に就学。中学校では学校で働くことと引き換えに授業を受け、教育課程を修了しました。その後彼は、孤児院の学校で教師として働き始めました。その時の教師としての経験が、彼にとって非常に大きな資産になったようです。
先生として子どもたちに教える中で、彼は次第に、かつての自分と同じような境遇の子どもたちのために何かをしたいと考えるようになりました。そしてなんと15歳から、自分の生活も苦しい中で、子どもたちのための活動を始めたのです。
最初のうちはストリートチルドレンの相談にのったり、ケガの手当てをしたりといった小さな活動でしたが、そのうちに部屋を借りて小さな孤児院兼学校を運営するまでになりました。そして2009年にSAVOを設立。2011年には政府により、非営利団体としての認証を受けました。
2012年までは借りていた部屋が小さく、何人かのストリートチルドレンは昼間は勉強しにSAVOのホームに来ますが、夜は寝る場所がないために、やむなく路上で寝るということを余儀なくされていました。そこで私を含む日本の有志の力により、新しいSAVOのホームを建設。2012年12月にそれは完成しました。
新しいホームではすべての子どもが安心してホームの中で寝ることができます。また教育も、これまでは寺子屋のように任意で子どもたちに教えていましたが、新ホーム建設後は政府の公式のカリキュラムにのっとった授業を始めたため、他の学校と変わらない授業を無料で子どもたちに提供することが可能となりました。

(SAVOの新ホーム)
モーゼスは、決して金持ちではありません。むしろ、他の大勢を同じような貧しい庶民の1人です。しかし彼の性格(彼は非常にきっちりした性格で、誰からも信頼される)、そして能力(彼は頭が良いと私は感じます)、そして何より彼の恵まれない子どもたちを想うすさまじい情熱が、このSAVOという活動を可能にしているのだと思います。この状況で活動をするのは決して楽ではありません。むしろ辛いことの方が多いかもしれません。それでも彼は決して活動をやめようとはしません。それはおそらく、かつてストリートチルドレンだった自分自身の経験がそうさせているのでしょう。
モーゼスが最も重視するのは教育です。それはおそらく、彼自身も教育を受けられたことが彼の人生を変えることにつながったからだと思います。教育、それは一度カリキュラムからドロップアウトしてしまうと、復帰するのが難しい厄介なものです。だから子どもたちには食べ物と同じように、教育を“提供し続ける”必要があるのです。それはなかなか大変なことです。
幸運にも、支援者の皆さまのおかげで、SAVOはこれまで活動を継続することができました。しかし、今のSAVOは「安定」からは程遠い状態です。
皆さまにお願いです。今のSAVOには情報発信力が足りません。そこでこのREADYFOR?のプロジェクトをSNS等で発信してほしいのです。また、可能であればご支援をお願いします。
ウガンダのチルドレンのために、ご協力をお願いします。
リターン
3,000円
1)プロジェクト実施報告メール
- 申込数
- 10
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
1)に加え
2)ウガンダの子どもからの手紙
3)SAVOオリジナルポストカード
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
1)プロジェクト実施報告メール
- 申込数
- 10
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
1)に加え
2)ウガンダの子どもからの手紙
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