
寄付総額
目標金額 2,000,000円
- 寄付者
- 389人
- 募集終了日
- 2018年12月25日
犬山紙子さん・坂本美雨さん 取材レポート【後編】
1月半ばからスタートした「#こどもギフト」も、残すところあと5日。
現地の情報をさらに伝え、広めるため、「#こどものいのちはこどものもの」メンバーの犬山紙子さん、坂本美雨さんが、児童養護施設「星美ホーム」に訪問し、児童養護施設の現状と必要なサポートについて対談をしてきました。
本日は、そのレポートの後編をお届けします。

左から、坂本美雨さん、星美ホーム職員の立入さん、工藤さん、施設長熊本さん、油科さん、犬山紙子さん
文章:READYFOR株式会社こどもギフト担当 田中
■ 児童養護施設を必要としているこどもたちだからこそ、大切な「非日常」
施設長:ユニットでの生活は「日常」ですが、サローネで行う催しものなど「非日常」は、思い出になっていく。卒園生にとっても、サローネは思い出が詰まった、帰れる場所。今いる子どもたちにとっても、卒業生にとっても必要なのです。
立入:「自分たちの施設もあったが、建て替えなくてはいけなくて壊してしまった。今、とても後悔している。」という応援コメントもありました。「贅沢品」と言う人もいるかも知れません。しかし、児童的養護を必要としている子供たちにとって、サローネは、けっして贅沢な場所ではない。そのコメントが、とても勇気になりました。

施設長:創設者が大切にしたのは、「喜び」。心の平安というのでしょうか、中から出てくる喜びや幸せです。サローネや運動場は喜びの場。みんなが集まる大切な場です。だから、助成金がでなくても、なんとかお金を工面し、これからも大切に残していきたいと思っています。
工藤:国は「家庭的養護」を優先していくようで、これからは社会的養護が再編されていくと思います。その中でどうやって社会的養護をこれからの形に作り変えていくかが模索されている時だと思います。
立入:子どもたちのケアの形態は愛着形成のことなどを含め「個」が良いと思います。小さい単位で日常生活を行うことが大切。ただ、家庭で暮らせない子供たちなので、「家庭的だけ」じゃだめだと思うのです。集団の中で繋がり、自分自身に自信をつけて、肯定感をつけていくことが大切なのでは。それは、家庭的の小さい範囲だけだと、なかなか育ちにくい。だからサローネのような場所で、集団で育ちあう時間も大切だと思います。

■ ただの同情や可哀想から、一歩ふみだして子どもたちの未来を見ることができるように
工藤:家庭ではできないものがここには詰まっています。そこだけは自信を持って伝えたいです。
施設長:とにかく家庭が一番大事。それは当たり前のことであって、不幸にして家庭が機能していないから施設に来るのですが、多くの人と出会い、家庭ではできない体験ができる。卒業生がそういうんです。「家にいたらこんな体験はできなかった」って。
立入:児童養護施設というと、暗いところを想像し、かわいそうな子供たちでしょという偏見もあると思います。卒業した子どもが、こんなことを言っていました。「自分は施設にいること言いたいのに、施設で暮らしてるんだと言うと、聞いてごめんねと言われる。そうすると言えなくなっちゃう。」受け取り側がネガティブに受け取りすぎてしまう。そのイメージを、変えていくことが大切だと思っています。

夏に登山をしたり、トライアスロンをしたり。寄付金や取材を受けいただいたお金で子どもたちが様々な経験ができるよう職員さんが話し合い決めています。
犬山:インタビューの前半でもふれましたが、やはり情報が少なく知られていないからこそ、現実と異なるイメージになってしまうのだと思います。まずはこのプログラムを通して情報発信をしていき、「知るきっかけ」をつくっていければと思います。ただの同情や可哀想と思うところから一歩想像力を働かして、子どもたちの未来を見ることができるように。
施設長:プロジェクトを通して知ってもらうこと、そして、サローネを利用し子どもが育つことで、今回ご支援いただいている方や応援してくださっている方に恩返ししていきたいと思います。子どもは未来です。良い社会をつくるために、みんなで支え合い育てていきたいと思います。

プロジェクトの募集は12月25日(火)まで。
星美ホームはネクストゴールの500万円を目指しチャレンジしています。
最後まで、かわらぬ応援をお願い致します。
ギフト
1,000円
子どもと外の世界を繋ぐホール再建へ!
■ 子どものお礼メッセージ入りのはがきを送ります
- 申込数
- 274
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年1月
5,000円
子どもと外の世界を繋ぐホール再建へ!
■ 子どものお礼メッセージ入りのはがきを送ります
- 申込数
- 76
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年1月
1,000円
子どもと外の世界を繋ぐホール再建へ!
■ 子どものお礼メッセージ入りのはがきを送ります
- 申込数
- 274
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年1月
5,000円
子どもと外の世界を繋ぐホール再建へ!
■ 子どものお礼メッセージ入りのはがきを送ります
- 申込数
- 76
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年1月

貧困・虐待などで親を頼れない若者に伴走支援を|若者おうえん基金
- 現在
- 7,221,000円
- 支援者
- 339人
- 残り
- 6日

ぬるぬるのお引越|万博・落合陽一 null²パビリオン次なる場所へ
#ものづくり
- 現在
- 217,733,000円
- 支援者
- 12,382人
- 残り
- 29日

「合う肌着がない」難病の娘に笑顔を!家族で開発、超細身キッズ肌着
- 現在
- 1,565,000円
- 支援者
- 233人
- 残り
- 18日

東京国立博物館|価値ある文化財を救い出す。源氏物語図屏風、修理へ
#伝統文化
- 現在
- 61,815,000円
- 寄付者
- 2,863人
- 残り
- 29日

断らない救急を守る|一刻を争う命を支える、ハイブリッド手術室導入へ
- 現在
- 11,017,000円
- 支援者
- 175人
- 残り
- 1日

夜の世界で孤立・困窮している女性たちに、必要な支援を届けたい
- 総計
- 162人

残そう、ライチョウ!動物園の次なる挑戦
- 現在
- 2,035,000円
- 支援者
- 80人
- 残り
- 85日
「灯そう2022 江川邸の庭へ」
- 支援総額
- 1,072,000円
- 支援者
- 121人
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忘れられた木の魅力を取り戻したい| 【 木フェス】を奈良県吉野で!
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- 698,000円
- 支援者
- 49人
- 終了日
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【相模女子大学高等部 花火打ち上げ隊】花火でみんなを元気に!
- 寄付総額
- 1,074,000円
- 寄付者
- 132人
- 終了日
- 12/28
仙台の音楽と出会う場所を見える化する情報サイトをつくりたい!
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- 1,679,000円
- 支援者
- 176人
- 終了日
- 1/31
対Jリーグ初勝利とSDGsに対応したチーム作りを目指す!
- 支援総額
- 1,021,000円
- 支援者
- 61人
- 終了日
- 7/9
伊勢おやき本舗の設備拡充、誰もが自分らしく働ける場を広げたい!
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- 110,000円
- 支援者
- 5人
- 終了日
- 12/29
金津を誇りにできる閉校記念誌を最後の卒業生でつくる!
- 支援総額
- 1,426,000円
- 支援者
- 180人
- 終了日
- 2/22








