キッチンから笑顔を ～利用ご家族からのメッセージ～

9月12日にスタートしたプロジェクトは、開始から6日目となり目標の20％を達成しました。

皆さまからのご支援、そして添えられている温かいメッセージ、励みになります。

ありがとうございます。

今回は、ハウスを利用されたご家族からのメッセージをご紹介します。

娘も順調に成長し1回目の手術が無事に終わってからは妻が病院で付き添うことになりました。
病院では付添者の食事は食堂かコンビニごはんになってしまい単調になります。コインランドリーが混むこともあります。そのため、私は引き続きハウスで妻の食事と妻と娘の洗濯物、必要な物資の調達をサポートしていくことにしました。ハウスから自転車をお借りできたので、毎日の買い出し、荷物の受け渡しにも全く不自由しませんでした。
洗濯は妻に教わりながらこなすことができましたが、毎日３食のお弁当は作るものに悩み、スーパーの広告と妻のリクエストとクックパッドをにらめっこしていたのを、今でも思い出します。

後日妻から、“キッチンスペースで延々と料理している男の人”を滞在中のお母さんが見かけたという話を聞き、恥ずかしくなりましたが、長居してしまうほど使い心地がよかったです。

滞在の後半には、他のご家族とあいさつや情報交換なども少しずつできるようになりました。
同じように複雑な病気の治療やリハビリを頑張っている子どもの親御さんなので、悩みや困っている事、今頑張っている治療の事をお互いに話す事ができて、気持ちが楽になりました。

 

今回の入院生活は3ヶ月と短くなく、子どもの病状・コロナ禍による面会の制限・自宅から病院までの距離・滞在費用など多くの問題がありとても不安でしたが、こうして２人で子どもをそばで応援できたのもハウスに滞在できたからだと感じています。
これからも子どもの成長に合わせて手術が必要なので、次にハウスを訪れる時には３人の元気な顔を届けたいです。

せんだいハウスニューズレター　掲載文より抜粋