西の鳴門、大畠瀬戸を通過します！

　本プロジェクトをご支援いただき、ありがとうございます！

　本隊は昨日から3人の隊士が加わり、計6人になりました。現在は周防大島（すおうおおしま：山口県周防大島町）までやってきました。

　昨日は収まらない風を待つ間、宮本常一記念館や町の国指定文化財の東和収蔵庫を周防大島町の学芸員の方にご案内いただきました。

　宮本常一の存在は、本プロジェクトの企画時点からリサーチをする上でも、都度都度エピソードが現れるため、その偉大さを改めて感じています。それについてはまた後の記事にて。

　さて本日、本隊は本州と八代島（周防大島町の大部分）の間の大畠瀬戸を通過します。出発地である徳島の鳴門と対になる形で、大畠瀬戸も激しい潮流が渦巻くことで有名です。

　横断隊で通過したのは2014年11月ですので、9年ぶりの難所通過となります。瀬戸内海は鞆の浦（とものうら：広島県福山市）を分水嶺として、潮の流れる方向が潮汐ごとに変わります。その転流に際して海水がほとんど流れないとき、憩流を狙って大畠瀬戸を進む予定です。

　満潮時は動力船でも困難な潮の強さですので、タイミングを見て島の岸寄りを進んでいく、状況判断が難しい箇所になります。

　無事の航海を祈りましょう！クラウドファンディングもあとわずかになりました！最後までよろしくお願いします！