
寄付総額
目標金額 4,000,000円
- 寄付者
- 404人
- 募集終了日
- 2022年10月10日
外国人母子支援と医療通訳に関するトークイベントのご報告②
クラウドファンディングへのご支援、ありがとうございます。
今回は、前回に引き続き、8月27日の在日外国人支援事業スペシャルイベント「日本での出産や子育てを支えたい~外国人母子の健康を守る現場の声を届けます~」の第2回目のご報告として、病院の助産師さんのお話をご紹介します。報告の最後にはイベント時にいただきました質問にもお答えします。
第2回:助産師が言葉が通じないことで困ったこと
イベント当日は、助産師さんが勤務中の病院から参加し、お話してくださいました。
「コロナのPCR検査が必要で、パパを通してママに唾液の提出をお願いしたら、黄色っぽいものを渡されました。唾液じゃなさそうだなと思って、医療通訳を活用してパパからよくよく話を聴くと、実はおしっこを持ってきたと。これまでパパを信じて通訳のお願いをしていたけれど、伝わっていなかったんだと、なかなか衝撃的なこともありました」
「日本語が結構話せるパパでも、初めて陣痛が来た時にはパニックになってししまうこともあり、電話口でゆっくり話しても全く話が通じず、とりあえず『陣痛がきてるなら入院の荷物を持って来ていただいて大丈夫です』とお伝えしたんですが、荷物も書類も何も持たずに来られた、ということもありました」
ここまでお話して下さったところで、助産師さんは急遽お産の対応に呼ばれたため、以前インタビューで伺った内容を松尾より追加でお伝えしました。
「自分の子どもにだけ心電図モニターがついている理由を、お母さんに十分説明できなかった」
「黄疸の心配がある赤ちゃんにしっかり授乳を行ってほしいものの、説明が伝わらず、寝ているお母さん起こして毎回強制的に授乳を行ってもらう形になってしまった」
「自宅で自己管理が必要な治療の説明を理解してもらうことができず、治療につなげられなかった」
「沐浴をする文化、しない文化がある中で、個々の希望と衛生的に必要なケアとをすり合わせながら、ニーズに沿った保健指導を行いたいけれど、言葉が通じない中ではなかなか思うようにできない」
助産師さんのお話からは、言葉の壁により、思うようなケアが行えず、もどかしい思いをしながらも、外国人妊産婦さんに必要なケアと提供したいと、真摯に向き合っている様子が伝わってきました。また助産師さんは、医療通訳を活用した際には、十分な説明が行え、お母さんが理解したことが表情や行動からわかり、言葉が通じることの大切さを感じている、というお話もしてくださいました。
次回(第3回)は、医療通訳者さんのお話についてお伝えしていきます。
*――――――*――――――*――――――*――――――*――――――*――――――*
〇イベント時にいただいた質問へのご回答〇
イベント当日には時間が取れず、いただいた質問にお答えすることができませんでしたので、こちらにて回答させていただきます。似たようなご質問はまとめさせていただいたこと、回答させていただくご質問は、イベントに関係するものとし、すべての質問にはお答えでいないことをご了承ください。
Q1.コロナ禍で母子保健通訳をするにあたり、大変だったことはありますか。
当会では、これまで対面での通訳を行ってきましたが、コロナの影響により、一時期、通訳を派遣することが難しくなり、Zoomを利用した遠隔通訳が中心となりました。遠隔通訳では、当会が大切にしている、その場の状況を汲んだ、対象者と保健医療従事者双方に寄り添った通訳を行うことが、派遣時に比べどうしても難しくなりましたが、その分通訳場面の状況がわかるよう、通訳者への事前の情報提供等を丁寧に行い対応してきました。 また、通訳を派遣した時は、対象者、通訳者双方の感染を予防するため、保健医療従事者に換気や配置等に考慮してもらいながら、対応しています。
Q2.医療通訳を通じ、子どもの日本語の問題や在留資格についての心配事など、医療・保健以外で対応した方がよいと思われる点が見えてくることがわかりました。こうした場合、どのような対応をされていますか?専門的に支援している団体に照会されていますか?
当会では、保健医療福祉従事者等より通訳依頼を受けて医療通訳に対応しています。通訳時には、保健医療従事者が同席している状況で通訳をしており、医療通訳者が通訳をする中で気づいた課題等は、必要時保健医療従事者へフィードバックしています。その際、保健医療従事者より支援について具体的な相談を受けた場合は、当会から情報提供を行ったり、必要時より専門的な支援を行っている団体等へつなげるなど、解決できるように支えています。
シェア=国際保健協力市民の会
在日外国人支援事業担当
松尾沙織
ギフト
5,000円+システム利用料

感謝を送ります!_Ver.1
〇感謝のメールをお送りします。
〇シェアの年次報告書をメールもしくは郵送にてお送りします。(2023年5⽉頃)
〇シェアのHP上にご支援者様としてお名前を掲載いたします(希望者のみ)。
〇シェアの機関誌『ボン・パルタージュ168号(特集:今考える、在日外国人の”母子保健”)』をお送りします。
〇寄附金受領証明書をお送りします。(2023年1月送付予定)
- 申込数
- 195
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
10,000円+システム利用料

感謝を送ります!_Ver.2
〇感謝のメールをお送りします。
〇シェアの年次報告書をメールもしくは郵送にてお送りします。(2023年5⽉頃)
〇シェアのHP上にご支援者様としてお名前を掲載いたします(希望者のみ)。
〇シェアの機関誌『ボン・パルタージュ168号(特集:今考える、在日外国人の”母子保健”)』をお送りします。
〇寄附金受領証明書をお送りします。(2023年1月送付予定)
- 申込数
- 158
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
5,000円+システム利用料

感謝を送ります!_Ver.1
〇感謝のメールをお送りします。
〇シェアの年次報告書をメールもしくは郵送にてお送りします。(2023年5⽉頃)
〇シェアのHP上にご支援者様としてお名前を掲載いたします(希望者のみ)。
〇シェアの機関誌『ボン・パルタージュ168号(特集:今考える、在日外国人の”母子保健”)』をお送りします。
〇寄附金受領証明書をお送りします。(2023年1月送付予定)
- 申込数
- 195
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
10,000円+システム利用料

感謝を送ります!_Ver.2
〇感謝のメールをお送りします。
〇シェアの年次報告書をメールもしくは郵送にてお送りします。(2023年5⽉頃)
〇シェアのHP上にご支援者様としてお名前を掲載いたします(希望者のみ)。
〇シェアの機関誌『ボン・パルタージュ168号(特集:今考える、在日外国人の”母子保健”)』をお送りします。
〇寄附金受領証明書をお送りします。(2023年1月送付予定)
- 申込数
- 158
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月

親から子へ、国から国へ。命をつなぐ「リレー募金」にご参加ください!
- 総計
- 4人

貧困・虐待などで親を頼れない若者に伴走支援を|若者おうえん基金
- 現在
- 7,125,000円
- 支援者
- 332人
- 残り
- 6日

児童労働をゼロに!都市へ働きに出される子どもを地方部で防ぐ
- 現在
- 2,706,000円
- 支援者
- 203人
- 残り
- 2日

子宮体がん再発後も、妊娠の可能性を守るための挑戦。臨床研究の継続へ
- 現在
- 9,642,000円
- 支援者
- 324人
- 残り
- 24日

子どもや家族の孤立を防ぐ。多機能・都市型の支援拠点モデルを福岡から
- 現在
- 9,962,000円
- 寄付者
- 350人
- 残り
- 36日

より多くの引退馬の幸せな余生を願う|ヴェルサイユ新厩舎プロジェクト
#地域文化
- 現在
- 33,483,000円
- 支援者
- 1,873人
- 残り
- 38日

小さく生まれた赤ちゃんのご家族を応援!マンスリーサポーター募集
- 総計
- 12人

国指定史跡・普門院|歴史ある本尊大日如来坐像の保存修復にご支援を
- 支援総額
- 2,598,000円
- 支援者
- 173人
- 終了日
- 6/18

「若いから」に負けず夢が詰まったお店を長崎で継続したい!
- 支援総額
- 373,000円
- 支援者
- 47人
- 終了日
- 5/29

昭和の森大花火大会2025「寝ながら観るとすごくいい」@千葉市
- 支援総額
- 600,000円
- 支援者
- 38人
- 終了日
- 10/9

400年受け継がれてきた100万本のクロマツの松原を後世に!
- 支援総額
- 77,000円
- 支援者
- 7人
- 終了日
- 12/29
#あかさきの恩返し 赤﨑秀平 故郷鹿児島の飲食店を守りたい!
- 支援総額
- 1,337,000円
- 支援者
- 105人
- 終了日
- 7/31

東洋のガラパゴス!! 特別版 "西表島ぎょぶる"をあなたの元へ!
- 支援総額
- 1,222,000円
- 支援者
- 160人
- 終了日
- 12/27
【あの熱気を再び】バスケの街能代に3x3プロチーム設立!!
- 支援総額
- 2,116,000円
- 支援者
- 112人
- 終了日
- 10/23











