SOSを出す犬猫たちを救い続けるために。保護ハウス修繕にご支援を
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寄付総額

8,450,000

目標金額 5,000,000円

寄付者
488人
募集終了日
2024年11月29日

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2024年11月12日 19:30

看取りボランティアとして~私の原動力~

則俊 香賀里(正会員・広報管理部担当) / わさびちゃん

 

私が犬を飼い始めた最初の子は、溝に落ちて鳴いていた一匹の仔犬でした。
学校からの帰り道に夜道を歩いていると、どこからか仔犬の鳴き声がして、その声を頼りに手探りで溝の中を探すと真っ黒の仔犬が居ました。これが野良犬との最初の出会いです。
この子とのエピソードは語りつくせないほどありますが、詳細は省いて、「チビ」と名付けたこの子は、最後「チビがもう危ないかもしれない」という滋賀の弟からの連絡に、結婚して岡山にいた私も、石川にいたもう一人の弟もみんな駆けつけ、みんなが集まった日に弟の腕の中で15歳で旅立ちました。

「あなたが居てくれたから、私たち家族は幸せだったよ」という感謝の気持ち、決して裕福な家庭ではなかったので、具合が悪くても医者にも連れて行ってやれなかったことに対する詫びの気持ち、それでも私たち家族が帰ると全力で喜んでくれてほんとに一緒に過ごせた時間を今でも忘れられないです。

この時のこの経験が、今のしあわせの種たちでの活動の原動力となっていると思います。

 

岡山で、犬が飼いたいから家を建て、友人の家で生まれた柴犬の一匹を譲ってもらい、「マロ」と名付けたその子は、最後1年半寝たきりになりました。今のようにいろんな知識も経験もなく手探りでの介護でしたが、不十分だったかもしれないけど、自分ができる限りのことをして、最後は主人もいる時に私の腕の中で16歳で旅立ちました。

その後にブリーダーさんのところにいた繁殖犬を譲り受け、この時から多頭飼育を考えるようになり、Facebookで「しあわせの種たち」の記事を見て、はじめて「命の期限」がある子たちのことを知りました。

はじめは読むのが苦しかったです。でもその中の一匹が「マロ」にそっくりの10歳くらいの子で、それからその子のことが忘れられず、主人と相談して期限ギリギリで「迎えに行きます!」と電話をかけました。

元繁殖犬を「ちびまろ」、そしてはじめてセンターから引き出したその子を「フク」と名付け、これから幸せな生活ができると思っていた矢先に「ちびマロ」が肺がんで亡くなりました。すごく悲しかったけど、「フク」を引き取ったことがきっかけで、一匹でも命の危機から救いたいと思い、やはり「しあわせの種たち」の記事を見て、センターから一匹引き出しました。それが「サチ」です。
「フク」と「サチ」で「幸福」
私たち家族にとって、本当にしあわせの時間でした。

でもその時間も長く続きませんでした。「フク」が黒色メラノーマという皮膚がんを発症し手術もしてもらいましたが、あっという間に旅立ってしまいました。
なんで?という気持ちはなかなか消えませんでした。

それでも、やはり多頭飼育への思い、そして一匹でも救いたいという思いから、すごく怖がりでおとなしい「サチ」と相性が合う子を探しにセンターにいる子たちと面会していき「ソラ」を引き出しました。

この頃から、里親の立場だけでなく、自分にも何かできることがないかと思うようになり、預かりボランティアならできるかなと思い入会させて頂きました。
センターで、メンバーと職員さんからいろいろ説明を聴いたり、見学させてもらっているときに、「わさび」という老犬がいて、チアノーゼが出ているから一刻も早く引き出してやりたいと聞きました。

 

ここに入っている子たちはどんな過酷な経験をしてきたんだろう…

ボロボロの首輪を付けた老犬は、なぜ自分がここにいるのかわからず、きっと不安と恐怖に包まれて過ごしているんだろうな…

そう考えたとき、最後を迎える時にはそばにいてやりたい
人との生活の中での温もりを感じさせてやりたい

そう思って、メンバーになりたてではありましたが、すぐ看取りになるかもしれない「わさび」を預かることにしました。


その「わさび」も4年間一緒に過ごし、今年の5月に私に抱かれて旅立ちました。

そして今、寝たきりの「ハチ」を預かっています。「わさび」が仲間を守ってやってくれと言ったような気がして…

 

「わさび」を引き出すときには、保護ハウスはありませんでした。
もし、あの時私がいなければ、すぐに「わさび」を引き出してあげることはできなかったかもしれません。


これまでも、犬舎がいっぱいになるたびに、メンバー全員に呼びかけたり、ボランティアを緊急募集したりと、本当に何としても助けようと必死でした。


でも今は保護ハウスがあるおかげで、緊急での引き出しに対応できるようになりました。


それだけではなく、保護ハウスにいる子に会いに、面会希望の方も来て下さるようになり、ハウスからはじめて里親様に繋がった時には涙がでるほど嬉しかったです。

 

この保護ハウスは、この子たちの一生の家ではありません。

あくまでも一時的なもので、ここで人との生活の楽しさを感じ、人のぬくもりを感じ、将来本当の家族ができたときのための準備をするところだと思います。

そんなに大きい家でも無ければ、ドッグランも広くありません。


でも、保護っ子たちやセンターで待つ子にとっては、本当に必要で大切で、無くてはならないものなのです。

 

雨が降れば、水たまりだらけになるドッグランの水を、スコップでひたすら掻き出したり、保護っ子たちが桟を壊したガラス戸が危ないので、プラダンをはめ込んで応急処置したり、できる範囲で直しながら世話を続けていますが、やはり危険は増すばかりなので、今回「保護ハウスの補修のためのクラウドファンディング」に挑戦させていただきました。

 

保護ハウスは、ハウスにいる子たちだけでなく、預かりボランティアの家で里親募集をしている子たちにとっても、みんなで集える大切な場所です。


里親様が決まった子たちは、里親様と一緒に遊びに来れる実家です。


そして寝たきりで世話が必要な老犬たちにとっては、連れてきた預かりママにとっても安心して連れて来られる場所です。

 

このハウスを守りたいです!

 

どうぞ、皆様のお力をお貸しいただけますように、何卒よろしくお願いいたします。

 

 

ギフト

3,000+システム利用料


3千円|ご寄附コース

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●お礼のメール
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