心に寄り添う、もりねこのねこ管理

もりねこスタッフの高橋千代子と申します。

日頃よりもりねこを応援していただきまして、まことにありがとうございます。

 

READYFORを開始してから今日で20日となりました。みなさまからのたくさんの優しい応援メッセージと現在のご支援総額が400万円という多大なご支援とご協力を賜りまして心より御礼申し上げます。

皆様への感謝を胸に、ねこもひともしあせになるためにスタッフ一同より一層精進してまいりたいと思っております。

 

 

私は普段ねこの体調管理と商品や会報などのデザインを担当しております。

 

ねこたちが清潔な場所で快適に安全に暮らせるよう、

また爪切りや適正な体重を維持できるようケアをしています。

 

ねこたちのいつもと少し様子が違うなというサインにいち早く気づいてあげられるよう、日々の体調の変化に気を付けて過ごしておりますが、やはり一番大切なのは心のケアではないかと思っております。

 

ねこたちそれぞれににゃん生の物語があり、ねこと人との関わりがあります。

 

多頭飼育崩壊のお家で満足にご飯が食べられなかった子。

お母さんがいなくて鳴いていたところを優しい保護主さんに助けられた子猫。

やせ細って瀕死の状態で保護された子。

ずっとおうちで飼われていたのにわけあって手放さざるを得なかった子。

 

事情は様々ですが、ずっとのおうちで幸せになるためにもりねこにやってきます。

 

私たちも少しでも早く安心してもらえるよう、威嚇する心の内側を見せてもらえるよう、

ねこたち一人一人に合った距離を保ちつつ心に寄り添います。

 

猫が隣にいた方が安心するみたい！

頭を撫でられるのが好きみたい！

 

とスタッフ同士で情報を共有しながら、

長い猫は年単位ですが少しずつ信頼してもらいます。

 

 

さまざまな事情のねこたちがやって来るもりねこですから、老ねこも病気のねこもやってきます。

 

年を重ねたねこも、病気を抱えたねこもとってもとってもかわいいのです。

 

ただどうしても体の具合で食べられるものが減ってきたり、

食べられなくなったりと特別なケアが必要になってきます。

 

何なら食べられるか、

どうしたら一番快適に過ごせるか、

どうしてあげたら幸せか…。

 

その子が迎える最後の時まで考え続けます。

 

もりねこでは緩和期に入ったねこにできるかぎり寄り添い続けますが、

他の業務もあるためどうしても時間が足りません。

もっと心に寄り添ってQOLを保持してあげたいと思っていた時にかんちょがお声をかけてくれました。

 

しっぽのおうちはいつも優しくてとても穏やかな時間が流れています。

まるでかんちょの人柄のようです。

ねこたちものんびりお外を眺めながら時にはおもちゃで遊びながら一日を過ごします。

かんちょはねこたちの心に寄り添いながら今日もねこのお世話をしています。

 

 

『しっぽのおうち』にたどり着いたすべてのねこたちが最後の時を迎えるその時まで、

ひとのやさしさとぬくもりがある施設で過ごせますよう

みなさまからのお力添えを心よりお願い申し上げます。

 

今日は7月7日、七夕です。

世の中のすべてのねこたちが食べるものに困らず平和で幸せに暮らせますように。願いを込めて…。